YouTube動画の再生回数に惑わされてはいけない!!
『自由な旅人』になる方法、伝授します。(Dr.YTメルマガ)
YouTube動画って、再生回数が各動画に表示されますよね。それを見て、この動画は凄そうなのか、盛り上がってるのか、ショボそうなのか、、の印象が決まってきます。
もちろん、多く再生されている動画は人気動画ですから、面白い内容である可能性は高いと思います。しかし、YouTubeが現在動画を評価する指針として重きを置いているのは、実は『再生回数』よりも『再生時間』です。
再生時間???
…つまり、その動画、あるいはチャンネル全体がどれだけの時間視聴されているか、で評価されるということです。
多くの時間再生されている動画はYouTubeさんからどのような扱いを受けるかというと、YouTube内でより発見しやすい場所に置いてもらえるようになる(YouTube内のSEOが強くなる)と言われています。具体的には、他人の動画の関連動画枠に表示されやすくなったりします。すると更に再生されていきます。
しかし、トータルの再生時間が多ければ何でもいいというわけではありません。再生される際の『質』も求められます。
例を挙げます。
100万回再生されている動画A(尺は3分)があったとして、この動画の平均視聴時間が10秒だったとします。すると、視聴者は最初の10秒だけ再生した後で離脱しているということなので、残りの2分50秒は再生されていない、観られていないということになりますよね。総再生時間は1,000万秒です。
一方で10万回再生されている動画B(尺はこちらも3分)は、平均視聴時間が120秒だったとします。すると総再生時間は1,200万秒です。
あれっ。
動画Bの方がたくさん観られてますよね?再生回数は10分の1なのに。しかも、視聴者は動画の2/3を平均して再生してますから、結構観ていると考えていいでしょう。きっと、全部再生した人もかなりいるんじゃないでしょうか。
つまり、100万回再生された動画Aよりも、10万回再生された動画Bの方が『たくさん観られている』ということになります。これからYouTubeを極めたい人は、このトリック(というか何というか)を知っておきましょう。
もし、あなたがYouTubeの『中の人』だったら、動画Aと動画B、どっちを大切にしてあげたいですか?ということです。
こう考えていくと、ユーチューブは再生回数ではなく再生時間に評価の材料がシフトしていくのも頷けますし、どんな動画を作っていけばいいのか、という方向性も見えてくるのではないでしょうか。
とにかく、YouTubeは再生時間で収益が決まってくる、と認識しておきましょう。
YouTube動画の『視聴者維持率』とは?
ここでもう1つ、YouTube動画の評価を計る指針として大事な『視聴者維持率』についても解説しましょう。
視聴者維持率とは、その動画を観た人が全部観たのか、ちょっとだけ観て離脱したのか、を表す数字です。
動画の最初の部分しか再生されない動画よりも、全部再生される動画の方が『オモロイ動画』である可能性が高いですよね?それを計測したものになります。
実際に、私の動画の視聴者維持率を見てみましょう。YouTubeチャンネルのアナリティクスに『視聴者維持率』という項目があるので、ここで確認します。
まず、これ。
この動画の尺は1:21です。平均再生率が70%とは優秀ですね。
お次は…
この動画の尺は2:53。平均再生率は26%ですから、平均45秒ほどで離脱されているということですね。。
こうやって、投稿した動画の動向をアナリティクスで確認することによって検証し、より視聴者に響く動画を制作するカンを養っていくことが大事です!
(おまけ)人気YouTubeチャンネルはこうやって育つ
私のYouTubeチャンネルを例にしてユーチューブ再生時間数の推移やYouTubeの特性を以下の動画で解説しています。
これを是非ご覧になって、『動画年金』の世界に触れてみて下さい。
一旦アップロードして放置したら永きに渡ってダラダラと再生される、チャリンチャリンしてくれるのがYouTubeアフィリエイトの醍醐味ですよ〜。^^
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