『俺、働いたことないんだよね』と悩む若者達
こんにちは!!
以前、五輪代表選手らしき若者を駅のホームで発見し、疑わしきスポーツを絞ってスマホでググり、見事それが誰だか探し当てたDr.YTです(笑)。
…このように、知りたいことがあったらまずググってみる。知る。そして、満足する(知的欲求を満たす)。
こんな素敵な時代に生まれたことに、感謝ですね!
そして、先日も見つけましたよ、とある地下鉄のホームでオリンピック級らしきスポーツ選手達を。
多分大学生3人組なんですけど、ベンチで私の隣に座っていて興味深い話をしていました。
選手A『俺、働いたことないんだよね』
選手B『あっ俺も。バイトとか?』
選手C『バイトやってみてえよ…』
…その後に続く話は、
『カネのかかることを大人に色々してもらって、働かないでこんなことやり続けて俺達はいいのか』
ってなことでした。
有力選手でも境遇的には企業や団体の後ろ盾がなく、家が経済的に困窮しているからバイトしながら活動費を捻出しているという大変なアスリートも世の中にはいるってことですね。当然、練習時間や体力など、失うものが大きいわけです。
そんな中で自分達は高校生ぐらいの時から至れり尽くせりの選手生活をしてきたので、引け目を感じていたり、カネは自分で用意するものなんじゃないか、という心情なのかな、という雰囲気でした。
ああ、この子達偉いなあ、若いのにいい奴らじゃないか、って思いましたけどね。何となく。
それでもって、
『そんなこと言うなよ、お前らやる気あんのか!!』
という気持ちも湧き出たかな(笑)。
ここで考えたいのは、
若いうちの苦労は買ってでもしろ、というのはある側面からは正しいかな、と思いつつ、我慢や苦労を美徳とするのはある側面からは不毛だということです。
どういうことかというと、
我慢の結果得られるのが、どれほどのものか。
コストに対するベネフィットを考えていくべきなんですよ。
『今までの我慢は投資価値としてアリか?ナシか?』
を考えた場合、意味のない我慢は不要だと思いますね。
つまり、アスリートとしていい成績を残すためにバイトが弊害になるのであれば、やってはいけないんですよ。
『お金を稼ぐ大変さを知る』
ことと
『オリンピックで金メダルを獲る』
ことを天秤にかけたら、
『こんなことやり続けて俺達はいいのか』の答えは、
『いい』のはずです。
はっきり言って、時給のバイトをしないと叶わない成長なんて、たかが知れていますから。働くデメリットも考えてみたいところです。
『働いたら負けだと思ってる』
…って言ったらニートっぽいですかね?(笑)。
ただ、『選べる自由』があるのは幸せなことですね。
この『選べる自由』を子供に与えるためにも、私達は頑張らないといけません。
金メダルを獲れなかったのは家が貧乏だったから。
がいいわけはないですから。冷酷な話ですが。
稼ぐということは、選択肢を増やせるということです。
目の前に絶対に選びたいことがあって、それがお金のかからないことだったら稼がなくても大丈夫なんですけどね。。
あなたのやりたいこと、叶えたいことってどのくらいお金がかかりますか?
足りていない方は、行動を起こすしかないです。それだけで、未来は期待以上に激変しますよ。
今日は、そんなところです。