こんにちは、Dr.YTです。
この話が嘘か本当かは別として、『おっ』と思う記述がありました。
それは文章の中にある、
『自分の労働で得たお金ではないものを持たされた罪悪感』
という言葉。
一般的に自分の労働で得たお金ではないものを手に入れた時、『ラッキー!』って思う人は多いと思います。
あぶく銭、っていうんでしょうか。何だか、トクした気分になるんでしょうね。
私の知り合いには、親から譲り受けた不動産収入で生活して、表では赤字ビジネスを垂れ流して『起業家』を名乗っているような者もいます。尊敬は出来ませんが、いいなぁ…とは思いますね。
一方で、件の質問者のように『自分で働いた金じゃないのに、貰ったら気持ち悪い…』と思う、正常な(?)人もいます。まあ、そうですね、凄い額のお金を貰ったら、価値観の崩壊でしょうね。今までの、一生懸命働いてきたアレは何だったんだ、と。
しかし、この話を突き詰めたら、金持ちの家に生まれたら罪悪感を持たないといけなくなりますし、お金は労働の対価でしか得てはいけないという価値観を持たなければならなくなります。
世の中の社会人には4種類いてですね、その内訳は
1. 投資家
2. ビジネスオーナー
3. 自営業者
4. 賃金労働者
になります。
このうち、誰かに雇われたり注文を請けて労働しているのは3.と4.です。
ネットビジネスで稼ぎたいと考えている人が目指すのは、2.のビジネスオーナーになります。
そして、時間に余裕のあるお金持ちになるには、現実的には1.か2.になるしかありません。一流企業で月収100万円の給料で働いているエリートサラリーマンは、時間を持っていませんからね。それでも、年収は2,000万円を下ります。投資家で成功している人のそれは何億円にも上りますが、彼らは決して、不眠不休で働いているわけではないのです。
私が思うに、1クリックで得た100万も3ヶ月会社勤めして得た100万も、同じ100万です。苦労して得た1,000円は尊くて、競馬で得た1,000円はよくないもの。この考え方は、お金を得るに至るまでの過程を評価した思考だと思うんですよ。
頑張って得たモノの方が、輝いている、と。
それはそれで真実なんですけど、費用対効果の悪い活動に価値を付けすぎると、『生活苦』という誰もが嫌がるライフスタイルを尊いものとして受け入れなければならないので、そこは注意した方がいいと思いますね。
だって、ヘドの出るような苦労をして1ヶ月労働しまくって、その給料が15万円とかだったら、自分は少ない賃金に凄い価値を生み出したんだから幸せ!!ってことにしないといけなくなるからです。
一方、労せず手にしてお金が手元に一杯あるけどすこぶる気持ち悪い、という体質であれば、何らかの形で手放して、気持ちの良くなるお金の稼ぎ方を追求するしかないですね。
『自分の労働で得たお金ではないものを持たされた罪悪感』
これは、頑張ってきた自分を否定したくない気持ちの表れなのかもしれません。
でもどうなんでしょうね、私だったら、もし凄い金額を相続したらそのお金で凄い自分になるための学びに投資するかもしれませんね。いきなり大金を持ったとしても、セレブの人達みたいに人生を豊かにする消費は出来ないと思うので、だったら自分を磨くことにまず投資した方が安心確実です。
かように、お金というのは何とも難しい物体だと思う次第であります。
そして、その価値を正しく感じるには一度貧困に喘いでみるか、突然大金を手にするか、といった極端な体験が必要なのかもしれません。
私の場合、1年かけて学びと実践を継続し月収460万円を達成した時の充実感は、それまでの人生で最高のものがありました。そしてその後に手に入った家族との時間。この『時間的自由』を得て、お金の価値を40歳を過ぎてようやく理解出来たような気もします。
思うに、
目標を持って自分なりに頑張って、その結果、期待以上の成果が出る。
これが幸せの真髄なんじゃないかな〜。
と。
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