YouTubeを誰もやらない方法で集客に利用する人の件
先日、YouTube戦略の専門化の方とメール交換させていただく機会がありました。
その方がコンサルティングしている事業者の方が、以前は経営難だったのがYouTubeを使った戦略を教わったことで集客に成功しているそうです。
面白かったのは、そのコンサルを受けた事業者さんが、教わった基本事項をヒントに自分だけのとっておきの手法を編み出して実践しておられるところです。
その手法とは、見込み客に対してあるアプローチをすることで成約率を上げる、というものでした。そしてそのアプローチも含め、営業活動全般に動画を活用するという事例です。
また、その事業者の方はかなりの数のYouTube動画をプロモーションで公開しており、1つ1つの動画再生回数は少ないものの、非常に濃いアクセスを集めているのだろうな、という印象です。
その方のコメントも聞きましたが、「誰も気づいていないうちに実践できてよかった。今、通用するやり方かなと思っています。」とのこと。
以上の話の中に結構な学びがあると思いますので、是非考えてみて下さい。
そして、図らずも、私も似たような体験があります。
私がリアルビジネスでTwitter経由のアポが取れまくった時期の話
2010年頃の話です。Twitterって今では誰でもやっているようなイメージがありますけど、当時の日本ではまだまだマイナーな存在で、「フォロー」とか「なう」なんて言葉が新鮮な時期でしたね。ビジネスマンが情報収集や新しいモノをいち早く導入して「俺カッコいい」みたいな(笑)、ことに使われていたような記憶があります。
その頃私がやっていたのは、今では当たり前だけど当時はやっている人が少なかった、「Twitter内でキーワード検索して、仕事上知り合いたい人を探してフォローしまくる」というものです。これは本業に活かそうと思ってやっていたことで、人脈を作りたかったんですね。
私が「知り合いたい人」が呟きそうなキーワードを検索して、営業対象者を炙り出し、フォローする、と。すると、当時は高い確率でリフォローしてくれたんですよね。おまけに向こうから「フォローありがとうございます。私は…」なんてメッセージが来たことも。
で、リフォローしていただいた方々に私はアポを取りにいくわけですが、これが決まる決まる!一週間のスケジュールが、Twitter経由で知り合った人達とのミーティングで埋まったことも。仕事も決まりましたねえ。
これ、今だったら絶対不可能ですよね。スパムと思われちゃいます。新鮮味があるうちだけですね。
基本に忠実…加えて希少性も見つけに行くべし!
鉄板のノウハウというのは存在しますから、それは教材や塾で学べたりはするのですが、今、まさに通用する期間限定のノウハウ、誰も教えてくれない、というか気付いていない手法も、これまた存在します。これは、誰かに教えてもらえるものではなく、自分が活動していて偶然見つけるか、ひらめくか、って感じじゃないでしょうか。
まだ誰も手を付けていない新鮮なアプローチであれば、受けとる側の反応も当然変わります。
希少性、です。
というわけで、1から10まで誰かに教えてもらおう、与えてもらおう、と考えるのではなく、学んだことから自分だけの手法を編み出す、ということにも挑戦する価値はあるのでは、と思いました。1つの出来事やメソッドを目にした時、そこから何を得るかは学ぶ人次第、ということですね。
但し、実績あるメソッドを忠実に実践するというのがまず大前提です。今取り組んでいる教材、塾、コンサルで壁に当たったからといって他のノウハウや裏技に走ろうとすると、例のアレ、「ノウハウコレクター」に成長してしまう危険がありますからね。自分だけの技は、基本ノウハウをやり込む中で発見する、という流れだとうまくいきやすいと思いますよ。^^
とにかく、日々、アンテナを張って生きていきたいものです。