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YouTubeでの2種類の稼ぎ方や「潮流」を知っておこう
どうも、Dr.YTです。
私がアフィリエイターとして活動するきっかけは、YouTube動画の投稿をするようになったことです。収益化を2010年頃より導入開始しまして、今日までに膨大な動画を投稿してきました。
今日も私の可愛いYouTube動画達がMoneyを運んできてくれているわけですが、私のメインであるオリジナル面白動画制作とは別のやり方が、急速に育ってるんですよね。
今日はそんな話題です。
YouTubeが益々、クル!!
…と叫ばれ続ける今日この頃ですが、確かに、YouTube動画がどんどんインターネットの中で幅を利かせているようですね。
YouTubeには現在、毎日膨大な数の動画が投稿されています。そしてそれが365日続いているわけです。
当然、YouTubeの動画総数も昨年より、いや、数分前よりも急激に増えています。
今からYouTubeで人気動画を作ろう、あるいは動画を利用して稼ごう、という人は、このYouTubeの中の「潮流」を気にしておく必要はあるでしょうね。
私がYouTube動画を初めてアップロードしたのは2006年。まだYouTubeがGoogleに買収される前の話です。当時は英語オンリーのサイトでしたね。よく、メンテナンスで何日も動画が観られない、なんてことがよく起きていましたね。
当時はTV番組の不法アップがメインだったと思います。もう、びっくりして、興奮したのを覚えていますよ。
「これは恐ろしいサイトだ…」と。
すぐに摘発されるだろうと思っていたし、そう言っている人も多かったのですが…YouTubeのいい意味での「ヤバさ」に目を付けたGoogleが、ものの数年で今日の状況を作り上げてしまいましたね。
テレビ番組の他に当時流行ったのは、身体能力の凄い人のビデオです。
アクロバット系、特に体操のパワータンブリングの動画や、街でアクロバティックな技を魅せるトリッキング、などがもの凄いアクセスを集めていました。
その後は、広告動画の「バイラルビデオ」です。今ではTwitterの「拡散」という言葉が一般化していますが、2008年頃は、企業が謎の面白ビデオを作って、自社プロモーションに誘導する仕掛けが盛況でした。
今では当たり前の手法ですが、このバイラルプロモーションがとても新鮮だった時期ですね。
この2008年から2009年にかけて、私はYouTubeで、100万を超える再生回数のオリジナル動画を4、5個連発していました。
今では当たり前にありそうな面白動画でしたが、当時は誰もやっていなかったことだったので、観る人のワクワク感、新鮮味は相当なものがあったと思います。
今は、もうそれをやってもダメです。同じことを続けていては、アクセスを集め続けることは非常に難しいです。
…それからサファリ系もかなり蓄積されてきましたね。アフリカに行った観光客がライオンの捕食シーンを撮影してYouTubeに公開する、というのが今でも人気コンテンツですね。
これは、ビデオカメラ撮影〜編集〜YouTube公開という流れが安価に簡単に出来るようになってから増えてきました。
私がYouTubeを始めた2006年はまだビデオカメラも品薄で、miniDVテープで撮影してました。動画編集しようにもPCのスペックが弱かったです。
今は、道具もインターネットのスピードも、YouTubeのクオリティも格段に進化してますから、そのへんの中学生でも手軽にYouTubeが出来る状況ですよね。
一般人のハプニング系ビデオも、相当蓄積されてきてますね。
2つの方向性で動画を作ってアプローチする人達
で、ここ数年はご存知の通り、YouTuberの活躍がめざましいです。自分というブランドで動画を打ち出して、人気者になっている人が増えています。
と、ここまで来ると、YouTubeを観る人も、大抵のジャンルや面白動画は一通り観ていますから、テレビでは観られないYouTubeならではの…という感覚は最早、薄いでしょうね。
YouTubeには、面白い動画が当たり前にたくさんある。…という前提でサイトにアクセスしていると思います。ここが、5年前と今の違いなんじゃないでしょうか。
広告動画も、ちょっとやそっとの事じゃ、視聴者は反応してくれないでしょう。
これからYouTubeで人気動画を作ろうと思ったら、
視聴者はもう大抵のことには驚きや新鮮味を感じない
という前提を強く意識していった方が、いいと思います。
では今現在のYouTube、特に日本人周辺での動向はどうなっているのか?…についてですが、
2つの方向性で動画を作ってアプローチする人がかなり増えてます。
YouTubeのアルゴリズムや特徴を攻略した上でのトレンドアフィリ系動画と、売り物のセールスページに誘導するための宣伝動画。この2つが、尋常じゃなく増えてきていると思います。
前者はアドセンスで稼ぎ、後者は成果報酬型ASPで稼ぎます。
今後、この2つに取り組む人がかなり増えるでしょうね。理由は、そのノウハウを解説した教材や塾が急激に増えているからです。
YouTubeアドセンスはアフィリエイトの中でもクリエイター寄りというか少し離れた位置にあったのですが、今はそれをメインに大金を稼ごう、というメソッドが積極的にセールスされていますからね。
本来動画クリエイター、アフィリエイターではなかった人がその教材を機にYouTubeやアフィリに参入してくる、ということがどんどん増えてくると思います。
従来のYouTuberは今後どう戦っていけばいいのか?
私としては、今後もYouTubeでやる事自体は変わらないと思います。
しかし、
「このネタは今はダメだな」
「これはPV集まらないだろうな」
…というように、今までの方法論を結構捨てないと収益は減少してしまうだろうな、とは思っています。
既にアップロードした動画は勿論寝かせ続けますが、これから作るものに関しては、スタートダッシュが切れるかどうかの判断基準を変えないと、外しまくると思います。
それはネタそのもの、もそうだし、編集方法やサムネイルの見せ方、タイトル付けなど、全部の要素においてチェンジが必要だと思います。
繰り返しになりますが、
視聴者はもう大抵のことには驚きや新鮮味を感じない
を意識して、YouTubeをやっていくとよいと思います。
YouTubeをある程度やってきた人に関しては、これまでの経験則が通用しない可能性を、今迄以上に認識した方がよいかもしれません。
似たような話で、2010年頃のTwitterを思い出します。
本業でTwitterを使用し始めた際、営業する対象者を積極的にフォローしたら、数割の人がフォロー返ししてくれました。
で、その人にDMを送ったら、高確率で返信が来て、実際に会ってくれた人が何人もいたんです。そこから何百万円もの売上、出ましたからね。Twitter、凄い!って思いましたよ。
とある東証マザーズ上場企業の社長さんなどは、訪問して対面を果たした際、
「よくDMを送ってきてくれました!こういうの待ってたんです!!」
と満面の笑みで迎え入れてくれましたから(笑)。
当時は、Twitterで知り合いになってメール交信して実際に会って…という流れが新鮮だったから、相手にインパクトを与えることが出来たんです。
でも、今はその手法で人に会える確率は非常に低いです。ほとんど、スパムに思われるんじゃないかな??
YouTubeも、2年前には新鮮だったことがもう、出涸らしになっていると思って臨んだ方がよいと思います。
だから、YouTubeがクル!!…という「潮流」も、今迄の積み重ねとは違うところからやってくるものだと思った方がよいと思った次第です。
要は、メントスコーラみたいな馬鹿動画とか猫ちゃんとかで稼ぐのは、益々難しくなるということです。
人がやらないことをやる
人が観たいものを魅せる
…この2つを兼ね備えた動画が何個作れるか?これがクリエイター方面で稼ぎたいYouTuberの基本課題ですね。
但し、
「Battle at Kruger」(クルーガーの戦い)のように、旅行先で偶然撮れたモノが大金を生んでくれる…そんな恐ろしい出来事が起きるのも、YouTubeの醍醐味です。
このビデオ、今日までに5,000万円くらいは稼いでると思いますよ…。おっそろしいです。
特別なテクや知識がなくても、偶然そこに居合わせたことが「特権」となり、働いて稼ぐ年収の何倍ものお金を生んでくれる映像素材を入手することも、可能性としては有るのです。
だから、1年は365日もありますから、「街中が金」ぐらいの勢いで(笑)、アンテナを張って生きるいうのも大事ですね。^^
私自身も、今後は活動内容をより濃くしつつ、スピード速く稼いでいきたいと思っております。
盛り上がっていきましょう!