個人WEB起業家のライフスタイルは365連勤だけど365連休な件（労働時間を哲学する）

先日、会食打ち合わせで取引先の会社の方と喋った時、休みはいつも何曜日に取っているのですか、と言われました。

私は

『曜日で動いていないですし、365連休と365連勤が同時に続いているような感じですね』

と事実をそのまま伝えました。

当然、相手は何のことかわからなかったみたいですね（笑）。

もちろん説明はして、仕事の殆どはオンラインでのコミュニケーションやコンテンツ制作なので、好きな時間に好きなだけ作業でき、締め切りもキツくないのでプライベートの融通も効くんですよ、と。

でも、それでも伝わらなかったと思います。

『ずっと働きっぱなしって大変でしょう』

と言われてしまいましたので。

確かに、個人起業向けのビジネスコンサルも24時間体制でやってはいますし（朝は弱いですが…）、丸一日仕事から離れるということも年に1度あるかないか、いや、多分ないですから、ワーカホリック的に見られるのは自然なことです。

しかし、私は1日7〜8時間寝て、家事育児も分担して、遊んで、そしてビジネスを楽しみ、無理のないスケジュールを自分で組んで生活出来ていますので、いわゆる『ずっと働きっぱなしで大変』な状態とは言えないでしょう。

そして、この生活が非常に心地よくて、学生時代よりも自由を謳歌できている実感があります。

この流れを叶えてくれたのがインターネットビジネスであり、1つのアクションで多くの人にリーチできる伝達手法を採用していることが私の心身の健康を守っているのは間違いのないところです。

その仕組みを作るまでに、我流時代も含めて5年ほど。

そう考えると、5年後にそうなれるのであれば、この5年間の過程って別にどういうストーリーでもよかったんじゃないかとも思えてきます。

要は、ダラダラ適当に4年半低空飛行して、最後の半年で馬力を出して結果を出すのでもいいし、コツコツと着実にステップアップするのでもいいです。私のように、最初の3年は無駄が多かったけれどとりあえず独りで頑張って、その下地も踏まえてプロからしっかり学んだら跳ねちゃった、とか。

なので、最初の1年目2年目がダメダメでも、それは大した問題ではないし、そもそも問題ではないのです。

数年後に、

『曜日で動いていないですし、365連休と365連勤が同時に続いているような感じですね』

とコメント出来る人になれればいいのですから。逆に、すぐに結果を出して後で沈没する方が確実に不幸です。

人生は今年来年だけの話で終わらないので、まず、未来に自分はどうなっているか、ということを見据えていけるとその人の成功確率は上がると思いますし、今頑張っていることにも迷いがなくなっていくでしょう。

ただ、

自分の下積み時代はこんな感じでしたよ、と後に続く人に教えてあげる日が来た時に、どんなストーリーだったらその人のためになるのか、と考えてみた場合、すぐにラクに結果が出ましたとか、苦しんで苦しんでなんとかここまで来て、でも実は今でも苦しんでまして…だと味気ないし、辛いと思うんですよ。

だから、初期実績構築をしている段階においては、『未来に語るエピソード』を今作っているんだという気概で取り組んでいくと、非常に面白いと思います。

私の起業家仲間の中には、出産予定日の前後にわざとブログを書きまくって収益を出し、『臨月でも稼げる！』というコピーを後から使えるように狙っていたツワモノもいます（笑）。

とにかく、調子がよくても悪くても、それは未来の材料になる話だと思って魅力的な語り口が作れるように今と未来をコントロールしていって頂きたいな、と思う次第であります。

最後に笑うのは俺論

と名付けてみましょう（笑）。WEB起業の世界で独立して楽しくやっていきたい人には特に活用して頂きたい論理です。

今までやってきたことを結実させるには、『今』と『未来』をどう作っていくか、にかかっています。この1年でビジネスを進められた人もそうでない人も、これまでのストーリーがあるから今がある、と振り返ることのできる『今』を、1年後の『未来』に設定しておくという考え方です。

ドラゴンボールでもワンピースでもキングダムでも、常に勝ちっぱなしの主人公はいません。私だって、浮き沈みはきっとあるはずです。

その局地的な状況に一喜一憂するのではなく、『これは必要だったストーリー』として、成長の材料にできるかどうか。です。

なんとも前向き極まりない原稿を書いてしまいましたが、こういう青臭いマインドで私はずっとやってきています。ヘンに大人ぶって斜めに構える、まあまあそこそこな人生を送るのと比べたら、性に合っていると思っています。

平たくいうと、

明るく前向きに、行動し続けることで未来はきっと明るくなる！

という感じです。今からやっていくことがブログビジネスでも会社勤めでも、何をやるにしても、きっと使い道のある価値観だと思いますが、いかがでしょうか。

今日は、そんなところです。