「稼げればいい」というだけのマインドだといつか経済的に破綻します
YouTubeやブログでアドセンスをやっていますと、陥りやすいマインドがあります。
それは、
「とにかくクリックさせる」
「収益が出ればなんだっていい」
というものです。
アドセンスは物売りではなくて広告バナーをクリックする、広告動画を視聴する、ということに対して報酬が発生します。なので、バナーで紹介されている商品を魅力的に解説して成約に結びつける必要は、必ずしもないんですね。
なので、とにかくPVを稼いで、クリック数を確保する。というのがミッションになります。
ここで出て来る考え方は、上記の通り、「とにかくPVを稼ぐ」ということですよね。まあ、当たり前です。
この時、記事タイトルもしくは動画タイトルで「釣る」、そして誘導した先のコンテンツはスカスカ、あるいは没個性、酷い時はタイトルの内容を盛り込んでいない、なんていうページを作る人が多いんですよね。
言ってみれば、「観るんじゃなかった」というネタになってしまっているという。
いや、勿論、受け取る人が思うことはこちらではコントロールできませんから、どんなに面白いものを作ったつもりでも、評価してもらえないことは当然あり得る話です。
問題なのは、作り手の中に、「内容はどうでもいい」「とにかく自分の広告を踏ませたい」というモチベーションの人がいることです。そして、そのような考え方を軸にしたメソッドを販売するインフォプレナーも存在しているとかいないとか。
そのようなページばかり作っていると、待っているのはGoogleのペナルティであり、YouTube動画の削除であり、アカウントの停止です。
何故なら、価値提供していない、する気のないコンテンツおよびサイト制作者と、向こう様は関わりたくないと考えているからです。
価値のあるものを作る=楽しい作業
もしあなたが自分自身も面白いと思える記事、動画を作ることが出来たとしたら、きっと他人にも見せたい、見てほしいと思うはずです。そして、そのようなコンテンツをこれからも作り続けたいと思うはずです。さらには、そのようなコンテンツを、みんなも受け取りたいと思うのではないでしょうか。
一方で、アクセスを集める機能は優れているけれど自分自身も全く興味の持てない、いや、嫌悪すらしてしまうようなコンテンツを量産したとしたら、あなたはその後、どうなっていくでしょうか。きっと疲弊してしまい、挙げ句にはネットビジネスが楽しいものだと思うことはなくなるはずです。
例えそれが月に10万20万の利益を生むものだとしても、苦痛と罪悪感の末に手に入れた20万で、あなたは幸せになれるでしょうか。それは、誰かに不本意に使われるサラリーマン人生と、どれほどの差があるでしょうか。
そう考えると、「自分自身も思い切り楽しむ」…そういうコンテンツ作りをすることが長続きの秘訣であり、長期に渡って安定的にアクセスを集める要素にもなり、結果的に稼げるようになるのではないでしょうか。
『俺はいいけどYAZAWAは何て言うかな?』←成功者ならどうするか?の答えを行動基準にする(矢沢永吉の名言に学ぶ)
私の経験上、やはり、濃く面白いものが出来上がった時は、そのコンテンツは高い確率で稼いでくれていますね。
私たちのやっていることはコンテンツ提供業ですから、価値提供できないことには安定的な報酬は生まれません。価値提供していないのに報酬が発生する、そのようなコンテンツの末路は、想像に難くありませんからね。
特にアドセンスのようなビジネスでは、上記のようなことが非常に大事なんじゃないか、とふと思ったので記事にしてみました〜。