YouTubeに動画を投稿して稼ぐ!!…といっても、一体どんな動画を作ればいいのかわからない、という初心者の方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、2006年からYouTubeで動画を投稿し続けているDr.YTが、収益化する前提の動画作成について各種述べてみたいと思います。
あなたに合ったスタイルの作り方を見つけてみましょう!
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まず、YouTube収益化の注意点から…
YouTubeに動画を投稿してGoogleアドセンスで収益化して稼ごうと思った場合、やってはいけないことがあります。
それは、他人が所有する映像や音楽を勝手にパクって使わないことです。
これをやると動画が削除されたり収益化ができなかったりします。YouTubeは違法な動画、グレーな動画を随時監視していますし、通報も寄せられます。
たとえ今、違法動画がまだ削除されずYouTube上に存在していたとしても、まだ見つかっていないだけで決してOKというわけではありませんのでくれぐれもご注意下さい。
また、あらかじめ権利者が登録したデータと同じものであると引っかかった場合は、自動検知で動画の収益化がNGになったりします(コンテンツIDというシステムです)。
まず認識してほしいのは、安心安全に収益化したかったら自分のオリジナル動画を作りましょう、ということです。その前提で、以下の記事にも目を通しておいて下さい。
YouTubeで削除されやすい動画・危険な動画・安全な動画(YouTuber入門)
では、いくつかの動画ジャンルについて解説していきますよ〜。
風景やペットなどを撮影する(ドキュメンタリー)
これはシナリオや演出があるものではなく、スマホやデジカメ、ビデオカメラで何かを撮ってそのまんまアップロードするか、いくらか編集を加えてから投稿します。
撮る対象は友人や家族、ペットなど、周囲の環境だったり、どこかに遊びに行ったりした時の風景だったりします。あるいは、突然起きたハプニングをサっと撮影するとか。
私はこれ系で長らく稼がせてもらっています。動物園で少し珍しい動物が餌を一生懸命食べているところとか、街を歩いていて丁度やっていた屋外イベントとか、ちょっとしたハプニング映像とか。別に、大したことを撮っているわけではないです。
そんな動画を撮影して投稿してを日々のルーティンにするとですね、投稿動画が100個200個と増えていくじゃないですか。すると、その中からヒット動画がいくつか生まれて、それが以降数年に渡り収益を生んでくれる、という寸法です。
スマホで動画を趣味的に撮るのであれば、それをお金に替えなければもったいない、ということですね。
すぐに大きな成果は出ないかもしれませんが、半年〜1年もやれば全く稼げないわけがない、という手法です。そして、動画達が長きに渡って不労所得を運んできてくれます。
全体の中で稼いでくれる動画は少数かもしれないけど、数を打つことでヒット動画を生み出すというこの概念を、ロングテールと呼びます。不発の動画『テール(尻尾)』があるからこそ、稼いでくれる『ヘッド』も生まれる、ということです。
もしあなたが自宅で飼っているペットを撮影した動画をあれこれと1,000個も投稿したとしたら、お金を稼ぐことは免れませんね。^^
ちなみにYouTubeでは、撮影した動画の最初と最後を切って綺麗な見せ方にすることが、動画投稿後に可能です。そういう機能がYouTubeにあるんですよ。
動画ソフトを使わずにYouTubeの中で編集する方法!おすすめ機能紹介
YouTuber的にカメラの前で喋る
これ、難しいとか恥ずかしいとか思っている人も多いと思いますけど、必要最低限の作業は簡単ですし凄く可能性があると思いますね。
顔出しに抵抗があるなら首から下を映すということでもいいでしょうし、何か他のものを撮影しながら喋ってもいでしょう。
公園を散歩して景色を映しながら喋るとか。
そして動画の内容も、HIKAKINさんやはじめしゃちょーさんのように身体を張ったり特殊な技能を持っていたりカリスマ性を持っていたり卓越したトークスキルを持っていることが絶対条件ではないですから。
確かに、彼らぐらい(年収数千万円〜)の成果を出したければ何か秀でているものがないと難しいでしょう。しかし、月収10万円くらいだったら、間違っていない方向性でただ喋りまくる…これだけで十分可能です。
何かの商品レビューとか、日々の自分のこととか、世間に対して言いたいこととか、友達といつも話しているような面白い話題とか、時事ネタについての感想とか、いろんなことを喋れるはずです。
最初は苦手意識を持つかもしれませんけど、やっていくうちにトークスキルも磨かれるはずですしね。やり続けて上達しないことってそうそうないですから。
このジャンルのいいところは、当然オリジナル動画なので削除リスクがないこと、自分で喋るのでオリジナリティがあり、そしてトークスキルの向上に強力に役立つということです。
ネットビジネスでしっかり稼ぎたい人は、ある程度実績が作れたらDRM(情報発信・メルマガ配信)に進むべきなんですけど、その際、動画で何かを解説するコンテンツ制作って必要になります。ここで必要になってくるのが『喋って解説する』という作業です。
なので、この時のための練習にもなるんですよ、喋る系動画で稼ぐ活動って。まさに、一石二鳥です。
私は、適当に喋った動画で数十万円とか稼いだこともあり、このジャンルの可能性はまだまだ拡がっていくと感じています。本当にどうでもいい適当なことを趣味的に喋っているのに人気動画になったりしますから(!)。
世の中、自分の物差しで測れないこともたくさんあるんですよー。
YouTubeで稼ぐ!初心者向けの始め方と投稿の実例(動画アフィリ)
なので、例えあなたが苦手意識を持っていたとしても喋る系動画は今後、是非トライして欲しいジャンルですね。iPhoneに向かって何か喋るだけで、お金になります。そのうち慣れてきますから。習うより慣れろの世界です。
スライドショーを使って解説動画を作る
これも喋る系動画ですが、テーマを絞るということと、パワーポイントなどを使ってスライドを作成し、動画編集に使うスタイルです。目で見るものはスライドショーの文字で、耳で聞くものは喋っている音声ということになります。
多くの場合、何かのハウツーものでこの手法が使われますね。内容は自分の趣味や仕事にまつわることでもいいですし、雑学的なお役立ち情報でもいいです。
1つのジャンルに関して、様々なトピックを抽出して個別の動画にしていくというイメージです。
もしあなたが何かのジャンルで専門的に突き詰めたことのある人であれば、この解説系動画がおすすめです。チャンネルにコアなファンが付けば安定的なアクセスが長期にわたって見込めるでしょう。
なんというか、『ちょっとした教則ビデオ』を作るイメージですね。^^
映像作品を作る
もとより撮影や動画編集が結構好きだという人は、それを収益化してしまいましょう。自主制作のプロモーションビデオ的なものや、複数のシーンを組み合わせたドキュメンタリー映像などです。
私はこの作品系も好きでして、友人達と遊びながら馬鹿動画を作ったりしてます(笑)。ノリとしては劇団スカッシュさんみたいな感じですかね。
この作品系こそがYouTubeの醍醐味だと思いますね。YouTube側も望んでいる動画ジャンルと言えるでしょう。
最近では企業CMもYouTubeに特化したものが続々と公開されており、もはや『テレビCMのついで』ではなくなってきていますよね。
動画投稿に慣れてきたら、ゆくゆくはチャレンジしてほしいジャンルです。
テキストスクロール系
この2年ほどで急増している動画が、このテクストスクロール系です。検索需要の大きい芸能ネタを、文章でスクロール表示させるというような手法です。
撮影なし、顔出なし、オリジナルコンテンツ作成不要、ということでこれ系の人気教材を購入して実践している人も多いと思います。
長所は、稼ぐことに特化しているので無駄なく収益化できる期待が持てることです。趣味的にではなく、最初からアドセンス狙いなので効率よくアクセスを集められる動画を作成して収益化し、広告収入を発生させます。短期的にまとまったPVが獲れるのでサクっと稼ぎたい人向けですね。
短所は、画像と文章だけ、文章は他所からのコピペという動画内容なのでYouTube側が嫌う手法だということです。結果、規約違反を理由に動画やチャンネルごと削除されたり、広告を剥がされる措置が取られたりするケースが増えてきています。長く稼げる動画資産にはなりにくいという感じです。
この記事を書いている2016年1月の時点で、これまでのテキストスクロール系ノウハウはそろそろ危険だ、という状況にあると私は判断しています。
あなたのYouTube動画はホワイト?ブラック?グレー??
以上、収益化前提の動画ジャンルについてDr.YT流に事例を解説してみました。
思うのは、アドセンス狙いまくりとか誰かを不幸にするような動画は、今後ますます淘汰されていくだろうな、ということです。
YouTubeが嫌がる動画、再生開始した後で視聴者をがっかりさせる動画は、あるよりはない方がいいですね。
でも考えたいのは、実際のところそういう動画がラクに稼げるっていうことでもないんですよね。安全なやり方で楽しみながらじっくり取り組む方が、最終的にはラクで楽しいと思いますね。
もちろん闇雲になんでもかんでもアップロードするのではなく、戦略は大事です。その知識を持ちつつ、あなただけのオリジナル動画を公開できたら素晴らしいですね。
なお、YouTubeを使って楽しみながら稼ぎたい人、基礎からきちんと覚えたい人はこちらの無料講座をどうぞ。