YouTubeで削除されやすい動画・危険な動画・安全な動画(YouTuber入門)


YouTube動画が削除されまくってます。

2015年に入ってから、YouTubeは不適切動画の取り締まりを強化している模様です。

不適切、と言っても反社会的な動画、公序良俗に反する動画、違法な動画といった判りきったものだけでなく、今までは何となくOKだったグレーゾーン領域もゴッソリやられているとの噂で持ちきりです。

手前味噌ですが、私も予言はしていましたよね。

YouTube動画系教材 vs. 数十年稼げる動画をまぐれで狙う

では、どんな動画がヤバくて、どんな動画だったら問題ないのか。以下に、安全な順に私の意見を述べてみますね。

 

安全な動画:自分で撮影したもの

自分でビデオカメラやスマホで撮影した純粋なオリジナル動画であれば、まず問題ないです。映り込んでいるものの中に余程まずいものがない限りは収益化も含めて危険度は一番低いでしょう。風景を撮影したり、自分が喋っている動画ですね。

ただし、タイトルやタグと動画の内容がかけ離れている場合はそれがスパム認定されて削除される危険があります。これは注意して下さい。

例えば、そのへんの女の子を映した動画で『広瀬すず プライベート動画(激ヤバ)』とかタイトル付けしてはいけません(笑)。

 

安全な動画:オリジナル画像&音声

私の講義動画がそれに当たると思いますが、パワーポイントなどでスライド画像を作成し、それを画面に映しこんで自分で喋っているようなやつ。これもオリジナル動画なので問題ないでしょう。
 

 
これについても、メタ情報(タイトル、タグ、説明文)に虚偽情報を記載しないようにしてください。
 

微妙な動画:テキストスクロール系

これは教材でよくレクチャーされている、トレンドネタを文字で流すだけの動画。これが削除されまくってるらしいんですけど、理由はメタ情報で釣って他所から取得したコピペ文章を見せるだけ、というアドセンス収益狙いまくりなものだから、という感じでしょうね。

私がYouTubeの中の人だったら、これ系がYouTubeに氾濫したら嫌ですもん。金のことしか考えてない動画はいかがなものか、と。

中にはめっちゃ面白いオリジナルなテキストスクロール系もありますけど、受け取る人がどう感じるか、は人それぞれですしね。。

オリジナリティが低く、映像作品として成り立っていないものは、ある一定の基準を超えたら削除対象に成り得ると推察します。

あと、芸能人の画像とかをサムネや動画内で使用していることも危険な理由ですね。

 

危険な動画:YouTube動画のパクり

これは常識で考えてNGなはずですが、YouTubeにアップロードされている動画をパクって自分のチャンネルに投稿する人がいます。これは、通報されたら即刻削除ですね。

かくいう私も、100万PVを超えた動画をこれまで多数作ってきたので、よくパクられてます(笑)。外国人なんでしょうけど、メタ情報を全部コピペして。でも、そういう動画ってそんなに爆発しないんですよ。アルゴリズムがそうしてくれているのかな?

このパクりを推奨する教材もあるくらいで、このへんがモラルというか掟があるような、ないような無法地帯ですね。これをしてしまうとアカウント凍結の危険もありますので、やってはいけません。

 

危険な動画:テレビ番組や映画の不法アップロード

これもやってはいけません。これにアドセンスを貼って儲けている人もいますが、いつかはダメになります。やってはいけません。

私のコンサル生にも、この手法で月収数十万を手にして、それが中毒になってやめられず、結局アドセンスアカウントの剥奪に至ったという人もいます。

一度、悪事の味を知ったらそこから抜け出せない、みたいな。真面目に動画を作るのが馬鹿らしくなってしまうという感じでしょうか。

くれぐれも、気をつけて下さい。
 

アドセンスで収益化できるか・剥がされるかはまた別の話です

上記は動画そのものの話でしたが、広告を貼ることが可能かどうか、の話になるとまた違ったツボがあります。

音楽を使ったがために収益化できなかったり、動画内容がアドセンスの規約に引っかかってNGになったり、よくわからない基準でNGになったり、します。

このへんは時期によってもOKラインが異なりますし、人間の目視でジャッジされる時は担当者のさじ加減でも変わってきます。しかし、上記の順で収益化の難易度も決まってくると思っていいでしょうね。

基本、YouTubeはオリジナルコンテンツを投稿し、それで収益化できるという場所ですので、他人のもので何とかなろう、という意識を捨てた方が、安心安全に歩いていけますね。