個人起業や副業に取り組んでいると、どうしてもモチベーションが上がらない日があります。
「今日こそ頑張ろう」と思っていたのに、なかなか作業を始められない。
成果が出るまでの道のりが見えず、本当にこのまま続けていてよいのか不安になる。
そんな経験はありませんか?
私は現在、映像制作やメディア運営、インターネットを活用したビジネスなどを個人で手がけていますが、長く仕事を続けていると、気持ちが前向きなときばかりではありません。
会社員と違って、個人起業では自分で仕事を進める必要があります。
上司が仕事を割り振ってくれるわけでも、同僚が隣で頑張っているわけでもありません。
だからこそ、気持ちが乗らないときにどうやって自分を動かすかは、意外と重要な問題です。
私の場合、そんなときに昔から実践している、ちょっと変わった方法があります。
それは、戦争映画やアクション映画を観て、自分の気持ちを切り替えることです。
今回は、20歳の頃に勤めていた営業会社での経験や、現在のビジネス指導で感じていることも交えながら、個人起業のモチベーションを維持するために私が意識している5つの方法を紹介します。
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個人起業でモチベーションが上がらなくなるのはなぜ?
個人でビジネスを始めたばかりの頃は、何もかもが新鮮です。
自分の商品やサービスを作り、集客方法を考え、初めて売上が発生する。
こうした経験には、会社員時代とは違う面白さがあります。
ところが、しばらく続けていると、思うように成果が出ない時期も訪れます。
ブログを書いてもアクセスが増えない。
商品を作っても売れない。
営業しても契約が決まらない。
そうした状態が続くと、最初は楽しかった作業が、いつの間にか苦痛に感じられることもあります。
私自身、個人で仕事をしてきた中で、先が見えないことへの不安を感じた経験があります。
特に個人起業では、仕事の成果が収入に直結しやすいため、精神的な負担も小さくありません。
また、会社員であれば周囲の人が働いている姿を見て自然と仕事モードに入れることがありますが、一人で仕事をしていると、そうした刺激も少なくなります。
そのため、個人起業では仕事の技術だけでなく、自分の気持ちを管理する工夫も必要だと感じています。
ただし、モチベーションが下がること自体を悪いことだとは思いません。
人間ですから、疲れている日もあれば、不安になる日もあります。
大切なのは、そんなときに無理やり自分を責めるのではなく、気持ちを切り替えるための方法をいくつか持っておくことではないでしょうか。
1. 戦争映画を観て、自分の悩みを違う視点から眺めてみる
私がモチベーションを立て直したいときによく使う方法の一つが、戦争映画を観ることです。
少し変わった方法に聞こえるかもしれません。
しかし、私にはこれが意外と効果的なのです。
戦争映画では、登場人物たちが命の危険にさらされながら、困難な状況を生き抜こうとします。
自分ではどうにもならない状況に追い込まれ、それでも必死に生きようとする人たちの姿が描かれます。
そうした作品を観た後で、自分の現在の状況を振り返ってみるのです。
例えば、ブログのアクセスが増えない。
新しい商品が思うように売れない。
営業先から返事が来ない。
もちろん、当事者にとっては深刻な問題です。
私自身も、そうした悩みを軽く考えているわけではありません。
ただ、映画の中で描かれる極限状態と比べることで、少なくとも今の自分には、落ち着いて考えたり、別の方法を試したりする余地があることに気づかされます。
「まだ自分には、やれることがたくさんあるじゃないか」
そんな気持ちになるのです。
これは、他人の苦しみと自分の苦しみを比較して、無理に我慢しようという話ではありません。
自分の悩みを少し離れたところから眺め、状況を捉え直すための方法です。
ただし、戦争映画には悲惨な場面や強い緊張感を伴う作品も多くあります。
人によっては、かえって気分が落ち込んだり、不安が強くなったりすることもあるでしょう。
私の場合は気持ちの切り替えに役立っていますが、誰にでもおすすめできる万能な方法ではありません。
自分に合った作品を選ぶことが大切だと思います。
2. アクション映画で「勢い」を取り戻す
もう少し気軽に気持ちを盛り上げたいときには、アクション映画もよいと思います。
例えば、スティーヴン・セガール主演の映画などです。
作品によって違いはありますが、圧倒的な強さを持つ主人公が、次々と敵を倒していく展開は爽快です。
何しろ、主人公がとにかく強い。
ほとんど負ける気がしない(笑)。
こうした映画を観ていると、何となく自分まで強くなったような気分になることがあります。
もちろん、映画を観たからといって、実際の仕事の能力が突然上がるわけではありません。
営業成績が必ず良くなるわけでも、ビジネスが成功するわけでもないでしょう。
それでも、気分が沈んでいるときに、明るく勢いのある作品を観ることで、気持ちを切り替えられることがあります。
個人起業では、作業を始めるまでが大変な日もあります。
そんなとき、映画を観て少し気分が前向きになり、「よし、仕事を始めよう」と思えるのであれば、それだけでも意味があると私は考えています。
ただし、映画を観ること自体が目的になってしまい、何時間も仕事を先延ばしにしてしまっては本末転倒です。
私の場合は、気持ちを切り替えるためのきっかけとして活用する、という位置づけです。
3. 20歳で上京したとき、スパルタ営業会社で教わったこと
実は、私が映画と仕事のモチベーションを結びつけて考えるようになった背景には、若い頃の経験があります。
20歳のとき、私は就職を機に上京しました。
入社した会社では営業職を担当していたのですが、これがなかなかのスパルタな職場でした。
当時の上司たちは、営業マンとしての気合いや勢いを非常に重視していました。
そんな上司たちから、よく言われていたことがあります。
「休日はハリウッドの派手なアクション映画を観ろ」
最初は、何を言っているのだろうと思いました(笑)。
上司たちの理屈はこうです。
派手なアクション映画を観ると気持ちが高揚する。
すると、営業先でも相手に萎縮せず、堂々と話せるようになる。
その結果、勢いがついて契約も決まりやすくなる、というものでした。
さらには「運気が上がる」といった説明までありました。
今考えると、ずいぶん豪快な理論です。
当然ながら、アクション映画を観ることで営業成績が上がるという因果関係が証明されているわけではありません。
それでも、当時の上司たちが言いたかったことは、今なら少し理解できます。
営業という仕事では、相手と向き合うときの姿勢や、自分の考えを伝える自信が大切です。
気持ちが萎縮していると、普段ならできる説明もうまくできないことがあります。
反対に、落ち着いて堂々と話せれば、相手に伝わりやすくなる場合もあるでしょう。
上司たちは、映画をそのための気分転換の道具として使うことを勧めていたのだと思います。
20歳の頃に聞いたその話が、今でも私の中に残っています。
当時は少し笑ってしまうような教えでしたが、現在の個人ビジネスにも通じる部分があると感じています。
4. 普段から目にする情報や人間関係を意識して選ぶ
映画を観た後、印象的な場面が頭の中に残ることはありませんか?
迫力のある映像や登場人物のセリフが、しばらく頭から離れないことがあります。
ときには夢に出てくることもあります。
私自身、映画を観た後に、そのシーンが何度も頭の中で再生されるような経験をしてきました。
こうした経験から、普段どのような情報に触れるかは、自分の気分や考え方に少なからず影響するのではないかと感じています。
例えば、SNSを開くたびに誰かの悪口や批判ばかり目にしていたら、気分が重くなることもあるでしょう。
反対に、何かに挑戦している人の姿や、努力が実った話に触れると、自分も頑張ろうと思えることがあります。
もちろん、前向きな情報だけを見ればよいという話ではありません。
ビジネスでは失敗事例や厳しい意見から学ぶことも重要です。
また、問題を指摘してくれる人や、改善点を率直に伝えてくれる人の存在も貴重です。
私が避けたいと思っているのは、建設的な学びにつながらず、ただ気持ちを消耗させるだけの情報です。
例えば、仕事を始める前にSNSを長時間眺めて、否定的な話題ばかり追いかけてしまう。
その結果、何となく疲れてしまい、肝心の仕事に取りかかれない。
これではもったいないと思います。
私は、仕事に集中したいときほど、意識的に触れる情報を選ぶことが大切だと考えています。
具体的には、次のような工夫が考えられます。
- 仕事を始める前は、目的のないSNS閲覧を控える
- 自分が刺激を受ける人の発信を読む
- 成功事例だけでなく、そこに至る努力や工夫にも注目する
- 気持ちが落ち込む情報からは、必要に応じて距離を置く
- 前向きな気分になれる映画や本を、気分転換の選択肢として持っておく
大切なのは、情報を遮断することではなく、自分にとって必要な情報を主体的に選ぶことです。
5. 頑張っている人を見ると、自分も頑張りたくなる
現在、私は自分でビジネスを実践する一方で、インターネットビジネスに取り組む人たちを指導する仕事もしています。
そこで感じるのが、人に教える立場であっても、生徒さんから学ぶことは非常に多いということです。
例えば、ブログ運営を学んでいる生徒さんから、毎日のように記事の添削依頼が届くことがあります。
しかも、早朝から送られてくることもあるのです。
朝早くから記事を書き、改善点を確認し、次の記事に取り組む。
そんな様子を見ていると、私も刺激を受けます。
「この人は朝からこんなに頑張っているのか」
「それに比べて、自分はちょっとダラダラしていたな」
そんなふうに反省することもあります(笑)。
もちろん、朝早く仕事をする人が偉いというわけではありません。
夜の方が集中できる人もいますし、それぞれに合った生活リズムがあります。
私が刺激を受けるのは、早起きそのものではなく、目標に向けて継続的に行動している姿です。
個人起業では、どうしても一人で作業する時間が長くなりがちです。
そのため、ほかの人が努力している姿を目にする機会は、貴重な刺激になります。
これは、ビジネススクールや勉強会、オンラインコミュニティなどに参加するメリットの一つでもあると思います。
ただし、他人と自分を比較して落ち込んでしまうのであれば、逆効果になることもあります。
誰かの成果を見て「自分はダメだ」と考えるのではなく、「自分もできることから始めてみよう」と考える。
そんな距離感で周囲の人から刺激を受けられるとよいのではないでしょうか。
モチベーションが上がらない日は、行動のハードルを下げることも大切
ここまで、映画や人間関係を活用して気持ちを切り替える方法を紹介してきました。
ただし、もう一つ大切なことがあります。
それは、モチベーションが上がるまで待ち続けないことです。
個人起業では、毎日やる気に満ちあふれているわけではありません。
気分が乗らなくても、必要な仕事を進めなければならない日があります。
そんなときは、最初から大きな成果を目指さず、小さな作業から始めるのも一つの方法です。
例えば、ブログを運営しているのであれば、いきなり記事を完成させようとするのではなく、まずは記事タイトルを3つ考えてみる。
動画制作なら、編集ソフトを開いて素材を整理するところから始めてみる。
営業活動なら、見込み客の情報を一件だけ調べてみる。
こうした小さな作業であれば、気分が乗らない日でも着手しやすくなります。
そして、いったん作業を始めると、そのまま次の仕事に進めることもあります。
もちろん、疲労がたまっているときや、睡眠不足が続いているときには、無理に仕事を進めるより休息が必要です。
やる気が出ない理由が単なる気分の問題なのか、それとも心身の疲れなのかを見極めることも重要でしょう。
私が大切だと思っているのは、気合いだけに頼らず、仕事を続けやすい環境や習慣を作ることです。
映画を観ることも、頑張っている人から刺激を受けることも、そのための方法の一つです。
自分が誰かに良い影響を与える存在になることも意識したい
ここまで、ほかの人や映画から良い影響を受ける方法について書いてきました。
しかし、最近はもう一つ大切なことがあると感じています。
それは、自分自身も誰かに良い影響を与える存在になることです。
例えば、私がビジネス指導をしている生徒さんから刺激を受けるように、生徒さんも指導する側の仕事ぶりを見ているかもしれません。
私自身が新しいことに挑戦し、失敗したら改善し、継続的に仕事に取り組む。
そうした姿を見せることが、誰かの励みになる可能性もあります。
これは、単に成功している姿を見せるという意味ではありません。
うまくいかないことがあっても、そこから何を学び、どのように行動を変えたのか。
そうした過程にも価値があると思っています。
自分が頑張ることで、誰かが前向きになる。
その人の頑張る姿を見て、今度は自分が刺激を受ける。
そんな関係が生まれれば、お互いにとって良い環境になるでしょう。
個人起業は、一人で仕事を進める場面が多い働き方です。
しかし、だからといって、すべてを一人で抱え込む必要はありません。
良い刺激を与え合える人とのつながりは、長く仕事を続けるうえで大切な財産になると思っています。
まとめ:個人起業のやる気は、意識的に整えることができる
個人起業や副業では、モチベーションが上がらない時期が必ずあります。
努力しているのに成果が出ない。
先の見通しが立たない。
仕事を始めようと思っても、なかなか気持ちが乗らない。
そんなとき、私は戦争映画やアクション映画を観て、自分の気持ちを切り替えることがあります。
戦争映画を通じて、自分の置かれた状況を違う視点から眺めてみる。
アクション映画を観て、少し勢いを取り戻す。
これは、20歳で上京した頃に勤めていたスパルタ営業会社で教わったことにも通じています。
当時の上司たちは、休日に派手なハリウッド映画を観ることで、営業の現場でも堂々と振る舞えるようになると考えていました。
今振り返ると、ずいぶん豪快な教えだったと思います(笑)。
しかし、普段どんなものを見て、どんな人と接するかが、自分の気分や行動に影響するという考え方には、今でも共感する部分があります。
そして、現在のビジネス指導では、生徒さんたちが努力する姿から私自身が刺激を受けています。
人に教える立場でありながら、教えられることも多いのです。
今回紹介した方法を整理すると、次の5つになります。
- 映画などを通じて、自分の悩みを別の視点から捉える
- 気持ちが前向きになる作品を観て、行動のきっかけを作る
- 普段から触れる情報を意識的に選ぶ
- 頑張っている人の姿から刺激を受ける
- 自分自身も、誰かに良い影響を与える存在を目指す
もちろん、これらの方法がすべての人に合うとは限りません。
大切なのは、自分にとって効果的な気分転換や行動のきっかけを見つけることです。
そして、気持ちが整ったら、小さなことでも実際に行動してみる。
映画を観ただけでビジネスが成功するわけではありませんが、前向きな気持ちになったことで、止まっていた仕事を再開できるなら十分に意味があります。
個人起業では、自分自身が事業を動かす原動力です。
だからこそ、自分の気持ちを整える方法を知っておくことも、仕事を続けるための大切な技術なのだと思います。


