私がインターネットを使ったマネタイズ(WEB起業)を副業として開始したのが2011年頃。そこから我流で3年ほど低空飛行を続け(月収10万レベル)、次の2年でプロに師事して本格的にビジネスに取り組み始め(月収30万レベル)、そして2016年の春に月収460万円を達成して、完全独立を果たしました。
そこからさらに5年が経過して、今を迎えています。
行動を起こしてから脱サラまでの期間は、約5年。成果を出せた大きな要素としては何といっても『続けたこと』に尽きるでしょう。元手のかからない無在庫点無店舗無限商圏のビジネスですから、失敗がないので。
だから、いかにやり続けられるかが成功を左右する唯一のポイントともいえます。
今日は、あなたの副業実践を挫折させないためのマインドセットについて、いくつかの角度から伝授させて頂きたいと思います。
Contents
新しい挑戦をする時は『BE CRAZY』で行こう!
自分の不遇を誰かや何かのせいにするのではなく、自責マインドで頑張ったり落ち込んだりした方が人生がよりよくなりやすいのではという考え方があります。
これは起業の世界で上手くいっている人にとっては確認し合う必要もない基本中の基本、大前提であります。
その前提の上で申し上げますと、少ない自由時間をビジネスの学習と実践に費やし、成長するための環境に飛び込み、そしてまとまった成果を出すために毎日低空飛行を続けている人がいたとして、これってもう普通の人、一般人のカテゴリーにいる人ではないと思って下さい。
給料以外にお金が手に入ったらいいなあ、とはサラリーマンの全員が思っていることですが、そこから実際にそうなるための行動を自分で起こす人は殆どいません。
その殆どの人のことを『普通の人』『一般人』と定義した場合、悪戦苦闘しながらも1年2年とビジネスを励み続けている人って、事実として異端です。
ネットでリサーチしてブログなりYouTubeなりを始めてみる人も最近では増えていて、今年は特に副業実践に興味を持ちそのフィールドに一歩二歩と踏み込んで入ってくる人も増加すると思われます。
しかし、始めるところまでは行けても、ものの数日で『なんか面倒』『よくわからない』『すぐ稼げると思ったら全然そんなことはなかった』とポイする人が殆どです。これが、普通の人のやることです。
また、有料教材を入手したりコンサルを受けたり塾に入ったり、といった行動をする人も多くいますが、こちらも、『買いさえすれば、入りさえすればすぐに稼げる・稼がせてもらえる』と思って自分から行動せずにそのまま終了する人が殆どです。これも、普通の人のやることです。
それから、成果の出ないことを誰かや何かのせいにして、自分は問題ないけど誰それが悪いからダメだった、この教材が悪いからダメだった、という意思表示をアウトプットする人がいますが、これも『普通の人』枠です。人間は弱い生き物ですし、気持ちはわからないでもないのですが…。
でもって、月収数万円くらいは成果を出せるようになったものの、ここからさらに学びと実践を継続して低空飛行をやり切ることが出来ない人も多いです。もっとラクに早く結果が出ると見積もっていたのにそうならなかったから、疲弊して挫折してしまうケースですね。これも、『普通の人』よりは少し毛の生えたところまでは育っていますが、『惜しい人』枠です。
出来ない人、挫ける人のことを『普通の人』と呼ぶのは何だか違和感を感じるかもしれませんが、事実として、殆どの人はそんな感じです。
では、普通じゃない、個人起業で成果を出せる人はどんな人かというと、
・この道でプロになると決めている
・成功の定義を持っていて、成功者にふさわしい立ち振る舞いをしている
・起業で成功を得ることに関しては諦めるという選択肢を持っていない
・成長するための素直さ、謙虚さを持っている
・常に最悪の事態を想定し、しかし行動は楽観して取り組んでいる
私はこんな感じの人だと思っています。
私の友人で、全く稼げない2年くらいを過ごした後でようやくブログ月収10万円を達成し、その2年後くらいには年収1,000万超えを突破した方がいます。
開花してからの彼女は華やかでキラキラしていますが、そこに至るまでの道のりは結構なド根性で、これも『普通の人』がやらない行動を取り続けた結果と言えます。
彼女が常日頃言っているのは、
『みんながやめてしまうんだったら、私だけは絶対にやめずに続けようと思った』
『これから私は苦労する、と決めてビジネスを始めた』
といったことです。こう思った時点で、彼女の成功は約束されたのだろうなと思う次第です。
もし、今年1年の中でネガティブな感情が身を襲ってきた時や自らの成功がどうにも信じられなくなった時は、こう思って下さい。
『あっ、なるほど、ここでみんなやめちゃうんだ。普通の人達は』
と。
ネットビジネスで年間何百万とか1,000万とか稼いで自由度の高い暮らしをしている人なんて、一般社会からしてみれば異端であり、異常であり、レアなケースです。副業で月数万でも稼いでいる人だって、殆どの社会人から見て羨望の対象のはず。
だから、それを実際に達成している人の思考と行動基準は、『普通の人』のそれとは違うと思った方がいいんです。
『普通の人』はここで挫けるかもしれないけど、自分は成功者になるんだから、成功者側の行動(=諦めるという選択肢を持たない)を取らないといけないよな、という風に冷静に目の前の選択肢に向き合い、ジャッジ出来るようになると非常に素晴らしいですね。
成功している自分だったらこういう時、どうするだろうか。こんなシチュエーションにいる人が目の前にいたら、どんなアドバイスをするだろうか。
…というように未来の成功した自分の基準で物事に取り組んでいくのは非常にオススメです。今の自分の価値観、思考、行動基準で物事を進めてしまうと、成功していない人、普通の人のそれを採用した行動になってしまうからです。
こうやって成功者にふさわしい自分を演じ続けると、そのうち本当にそうなっていくものです。
例えば、
『みんなが挫折して消えていく中でも、結果がなかなか出なくても、毎日コツコツとブログ収益化にじっくり取り組み、遂に開花して給料と同額の報酬が個人起業で獲得できるようになった』
という序盤のストーリーを決めてしまって、そのシナリオを今日明日で演じればいいわけです。
カナダにいる私の仲間で、ハリウッド映画のスタント業界で成功しているJという男がいるのですが、13年前に始めて会った時、彼は23歳で既に年間数億円を稼ぐ会社経営者でした。
ハリウッド映画でスタントマン、アクション演技指導の仕事をしているJに成功の理由を聞いたことがあります。
彼の返答は、『毎年、1年の初めに今日から人生最期の日までの予定表を更新する』というものでした。
いついつにこんな仕事が出来るようになっていて、いついつに結婚して、いついつに子供が生まれて、いついつにこれだけの資産を構築して…というように具体的にノートに書き込んで、そこから逆算して1月2月を生きていく、という感じだったと思います。そして、毎年軌道修正をする、と。
こういうことをしている奴って、もう普通じゃないですよね?おかしい奴かもしれない。だから、一般人ではない結果を得ているのです。
ビジネス報酬で月数十万稼げるようになりたい、独立したい、といったような目標をもしあなたが持っていたとして、これってもう普通の人が出来ることではありませんので、本当に成し遂げたかったら普通の人と同じように考え、動き、そして挫けていったらダメです。
普通の人は普通に頑張って普通に諦めて普通に生きていく人ですから、そこを否定したいんだったら、極少数派である『成功者』目線での思考と行動にシフトしてみましょう。
それさえ出来れば、細かいHowが身についていない段階でもまとまった成果は出せるはずです。そんなマインドを携えた上できっちり学んでガンガン行動すればあっという間です!
という感じで、お伝えしたかったのは、一言で言うと、
BE CRAZY
ということ。『普通』に留まらず、そこから飛び出した先の異端の世界で熱狂していくスタイルで!というか、やる事自体はシンプルで、最初はただ一生懸命ブログを書くだけの話だったりするんですけどね。
才能やセンス、際立った能力は不要です。まずは、我々は一般人ではなく『諦めない人種』だということを自覚するところから!
仕事は楽しく!でも心地いい実践ばかりを優先しない
自分なりに『こういう風にすれば上手くいくかも』『こういうやり方、計画の方が自分にはぴったりなんじゃないか』と考えて自己流の実践をしている人がいたとして、それで上手くいっていればよし、なのですが実際問題、
成果が出せない→そのうち行動基準が落ちる→何もしなくなる→元の暮らしに戻る
という流れで終了する人が殆どです。殆ど、とは副業実践者の98%くらいかなと。
以前は月10万20万と何かのビジネスで稼げていたけれど、段々サボるようになって作業しなくなり、そこからもう一回奮起しようと思ってはいるけどなかなか思い腰が上がらない、『もっと手っ取り早い方法が他にあるんじゃないか』と隣の芝生を見るようになる、というケースも普通にめちゃくちゃありますね。
当人はサボっているつもりはなくて『ちょっと休んでいるだけ』なんだけど、その行動基準こそが我流なのです。
私も同じ場所で一緒に学ぶ同門の仲間が過去に何百人といたんですけど、消えていった人はだいたい、上記のような感じです。
一方で生き残っている人はどんなことをしているかというと、自分にとって心地のいい実践を敢えて敬遠し、まだやったことがない、あるいは能力的にギリでやれること、に着手しています。その材料は、学びに投資をしてプロから入手します。
人間、どうしてもやりたいようにやりたくなるものだし、やりたくないことはなるべく目を向けたくないものです。ただ、まとまった成果を出したい時はやりやすさや自分の心地よさを優先していたら、結果が出せるものも出せなくなってしまいます。
もちろん、ビジネスを楽しみながら実践することが人生の幸福にも直結しますので、『仕事は楽しく!』の姿勢はデフォルトで持っておくべきです。
でも、多くの場合、飛躍するためにやるべきことは面倒で自分からは進んでやりたくないような作業だったりしますので、そこから逃げないと決めるのもテクニックの1つです。
好き勝手に勉強して苦手なところはスルーしてしまうと受験でも落ちるように、得たい結果に対してどうしてもやらないといけないことは例え面倒でもやらないと、未来が作れません。
ネット起業の世界で成功している人達も、決して楽しいこと、ラクなこと、心地いいことだけを選択して勝ち上がってきたわけではありません。
というか、脱落する人がやらなかったことをやったから、生き残っているとも言えます。
『こういう風にすれば上手くいくかも』
『こういうやり方、計画の方が自分にはぴったりなんじゃないか』
と思って行動した結果どうにもならない人がいたとしたら、まずこの現実を知ることを促したいですね。
何を隠そう、我流で3年やって『ダメだこりゃ〜』となり、プロに有料コンサルを受けに行った過去を持っているのがこの私です!
サボり癖・止まり癖をつけない努力をする
先日、3年くらい前に私の個別コンサルを受けていたクライアントさんから近況報告のメッセージを頂戴しました。
以前はブログで月収10万をキープできていたのだけれど、ここ1年はブログ更新をサボっていて収益が激減、もう一回頑張ろうと思ってもなかなか忙しくて時間もなく、久々に記事を書こうとしたらワードプレス、アドセンスなどの仕様も以前と変わっていて浦島太郎状態になっている、と。
それでも心機一転で頑張ろうと思います、的なお話でした。
恐らく、『頑張りましょう!』と背中を押してほしいということだと思ったので激励の言葉をお伝えした次第です。
このやりとりからわかる彼の課題は、まず、何のためにこれをやるのか、という目的を定めた方がいいんじゃないかなということです。以前やっていたことが萎んでいるからまた盛り返そう、という意識だけでは根無し草の状態です。
何故、収入を増やすのか。いつまでにいくら増やしたいのか。そのために必要な行動は何か。現実的に、どの程度の作業をすればいいのか。その場合は生活スケジュールをどう決めればいいのか。
面倒でもこういうのはやらないとダメです。目的と手段が定まれば、今日やるべきことも判明します。きっと、この彼は昨日も今日も、まだ何もやっていないでしょう。
ここで出てくるのが、多くの副業実践者にとって、
そもそも今月来月サボっても自分はピンチにならない
という前提です。今年来年も大丈夫でしょう。だから、面倒なことは後回しにしてしまうのです。
私は今月来月がピンチの状態で追い詰められて副業をやっていた口ですが、ある意味でありがたい状況だったのかもしれません。
でも、今は大丈夫でもこのままだとまずい、と思ったから副業を始めたはずですし、ピンチが訪れなかったとしてもこの暮らしのまま定年退職を迎えるのは嫌だから、よりよい人生を求めて自分の足で立つ起業というものに興味を持ったはずです。
未来にやってくる不都合を想像して今対策しておくことは明るい未来を作る上では大事ですね。
でもって、止まりグセのついた人は正直、厳しいです。
私のスタイルとしてはギュッと短期間頑張った方が結果が出やすいし後がラクになるので、1年2年は全てをビジネスに費やすというくらいの根性で取り組んでもバチは当たらないというイメージでいます。
でも、そのピークを過ぎた後も決して動きは止めていないですね。全くビジネスに触れない24時間を過ごすことは、副業時代も今も、基本的にありません。大風邪を引いて寝込んだ時か、大腸の内視鏡検査の前後くらいですね(笑)。
なので、止まるというのは本当に危険なので、常に生活の中にビジネスがあって、ビジネスに寄り添って生きるというスタイルを作れると安心確実です。
人生変えるためにビジネスをやっている人に関しては、過去1週間を振り返ってみて『人生を変えるための1週間を過ごせたか否か』を検証し、もし過ごせていないのであればそこを考えてみる必要があります。
成功している未来の自分だったら、こういう時どういう風に考えてどう動いていくだろうか?
これを、想像するということですね。
それからもう1つ。件のクライアントさんの最大の課題は、習い始めはブログビジネスを熱心に勉強していたのに、ある時点から全く学習をやめてしまっているということです。
ブログ記事更新を始めて月5万10万と稼げるようになった後失速してしまう人は、サボり出したり学びを止めてしまう傾向があります。
サボるのはわかるんですよ、今日何もしないでも収益が出るレベルにブログが育ってしまっているので。
でも、意外と実感できないのが、『学びを止めると成長も止まってしまう』という部分です。
5年間毎日ビジネス関連のインプットをし続けた人と、最初の1年だけ教材をちょろっとかじっただけの人。差が出るのは当たり前です。私が生き残っているのもセンスとか能力よりもここの部分が大きいです。
それを叶える上で大事なのが環境です。私は毎日、参加しているビジネスコミュニティのチャットにアクセスして、仲間の活動報告を見ることで最新情報をインプットしています。
学びを生活の中に組み入れる際、オンラインのコミュニティに属することは最高の戦術です。
是非、あなたもコミュニティを活用して学び続ける身体をしっかり作って頂ければと思う次第であります。
絶対に、止まってはいけない。
これが人生をよりよくし、サバイバルし続ける秘訣です。
出来が悪いことは成功と関係ないと認識する
私が身に染みて思うことがありまして、それは、
俺ってほんと頭悪いよな〜
ということです。
というのも、学習者としてコミュニティに参加してセミナーを受けたり教材を学習したりしていると、周囲にいる同門の仲間がスイスイ理解して出来ることを、私はノロノロとインプットしてダラダラと実行しているのです。
やる気がないわけではなくて、これはもう、頭脳の処理スピードだったり基本的な知識だったりのスペックが低いということですね。大学も出ていないし、音楽業界に長くいたので一般社会もあまり知らないし。。
これはネットビジネスを始めた時からとっくに自覚出来ていたことで、稼ぎまくっている人達って何やら難しそうなことばかりやっていたり難しそうな用語ばっかり使って発信していたので、自分にはそれは無理だな、と思っていたわけです(※今は殆ど理解できます)。
ビジネスの学習と実践を続けていくうちに当然腕は上がって収入も上がっていきましたが、この『俺ってほんと頭悪いよな〜』と思える出来事はそれでも延々続いている感じです。レベルが上がれば、次のレベルが見えてきますからね。
昨年は給付金とか融資とかの話が経営者の間でバンバン飛び交ってましたが、そこの会話に入るだけでも億劫で、もう、そういう難しい専門用語は使わないでくれよ、という感じでまいってました(笑)。
でも、苦手なりに苦手なものに触れ続けることで『成長』はしていくものでして、学び続ければ、出来が悪くても成長だけは約束されるんです。
そこから周囲をぶち抜いてNo.1になりたいと思ったらさらにさらに努力が必要ですので、フルスロットルで駆け抜けていかないといけません。
そこまで考えてみて私が思うのは、起業にトライした理由って誰かに勝つこととか、頭が良くなることじゃなかったよな、ということです。単純に今より状況をよくするために、個人ビジネスで収入を増やそうと思っただけなんですね。だから、自分の出来が他人より悪い、というそもそもの話をしてもしょうがないと思うんです。
だったら、頭が悪いのはもうしょうがないんだから(!)、自分なりに『昨日の自分』より良い状況を作るための成長にフォーカスしていけばいいんじゃないかと思うわけです。
それに、私が思う優秀な人だって誰かから見れば全然ショボいはずです。きりがないです。
なので、ブログ収益化に挑んでいる時期においても、自分はダメだなあ、と思える瞬間がやってきたら、一体それは何に対してのダメなのか、誰と比べてダメなのか、一体自分のゴールはどこに設定していたのか、と冷静に合理的に考えてみて下さい。
私達は営業成績を競い合っているわけではありませんので、あくまでも自分のビジネスをよりよくするために時間とエネルギーを割いているという大前提を忘れずにいたいものです。
例えば、数ヶ月前より記事作成のクオリティが上がったとか、1年前よりもいくらかお金を稼げる自分になったとか、そういうところにフォーカスしていくのが正解です。逆に、周囲よりもイイ状況にいたとしても、過去の自分より勢いが落ちてイケてなかったとしたらそれが問題であり、課題です。
そう考えてみると、私も頭が悪いなりに3年前よりも知識や出来ることが増えていますので、学び続ける、動き続けることで成長は出来ているんじゃないかなと思います。目的はビル・ゲイツや孫正義に勝つことではないので、自分なりの成功に向かって歩んでいくのみ。です。
一言で表現すると、
焦らず、しかし歩は止めず
ということになりますが、頑張っているけどちょっと焦っているという人は上記の話を読み返して欲しいですし、頑張れてなくて落ち込み気味人も、上記の話を読み返してみて欲しいです。
結局、自分のために頑張ってくれるのは、自分しかいません。自分のことをダメだと思った瞬間から自分はダメになっていきますし、出来ないと思った瞬間から出来なくなります。
出来が悪いことと成功するかしないか、ということは基本関係ありませんので、
『成功に向かって行動できない人=出来の悪い人』
というのがこの世の心理だと思って生き抜いて下さい。
冷静になって手段を選んでいく
私は会社を辞めて5年経つのですが、『やったぜ脱サラ達成!俺、自由人!!』みたいな新鮮さは、さすがになくなります。
1週間のスケジュールを自分で殆ど自由に決められるなんて会社員時代の自分からしたらとんでもないパラダイスなんですけど、もはやそれも当たり前です。嬉しいとかじゃなく、堕落してドツボに嵌らないように自分を律するという内なる戦いにめんどくさく取り組んでいる感じです(笑)。
メンターが主宰するビジネスコミュニティに参加し始めてからは6年になりますが、その間、私と同様に独立を果たしたお仲間は何人もいます。が、その全員が今でも生き残っているかというと、同期では2人だけですね。
ではこの業界で生き残るのは難しいのかというとそんなことはなくて、単に続けていけているかどうか、だけで、前述の『堕落してドツボに嵌る』というモードになってフェードアウトしていって人が殆どだという印象です。
次のステップに進む際に腰が重くなり行動基準がダダ下がりしてそのまま元気がなくなっていくパターンもあれば、途中から学ぶことを放棄してしまい、『今の自分』のままで勝負し続けて徐々に収益が下がり、ノウハウが通用しなくなり、やる気がなくなって、最終的には食えなくなってバイトや再就職をせざるを得なくなった、とか。
これは、あなたの身にもいつかは訪れる危機だと思って読んで欲しいのですが、強制力のない世界で稼ぎ続けるのは、やらされて働くよりも意思の強さを求められます。
ビジネスで稼いだことのない人は、あのノウハウがいい、これが稼げる、稼げない、といったことに目を向けてしまうのが普通です。
でも、起業で成功する上で一番のハードルは、『挑み続けられるか』という部分かなと思います。そこさえできれば前に進み続けられますし、成長するために時間を割くこともできるようになります。
今の時点でまだ未熟だったり稼げていないことは全く問題じゃなくて、みんなが諦めていく中で自分だけが挑み続けられるかどうか、だけが運命の分かれ目なんじゃないかと思います。
続けていけばライバルも減り、もっと言うと以前からの仲間も減っていきます。でも、たどり着いた先には新しい出会いやきっかけが待っているわけでして、そこでまた新しい自分を作っていけるんです。
一方で途中離脱した人はどうかというと、退場していく時点でライバルも仲間もいなくなります。その先に幸せな何かが待っていれば全然OKなんですけど、どうなんでしょうか??
もし、お金も時間も自由に使える人生を望み続けるとしたら、個人でWEB起業をすること以外にそれを叶える方法は、今のところないと考えた方がいいと私は考えています(他にあるなら教えて下さい)。
だから、その目的を達成する上でこれをやるしかない、と考えられる人については、『やる』以外の選択肢を持ってしまうと願いを諦めるということになってしまうのでくれぐれも注意が必要です。
こうやって、冷静に考えていけるから私は生き残ってるんだと思います。人の言う事をあまり聞かないタイプの人間なのに(!)メンターの指導だけは素直に受け取ろうと努めているのも、これをやるしか道はないと思っているからでしょうね。
また、他にノウハウ、やり方があるんじゃないかと隣の芝生が青く見えるということもないし、『いつかはやろういつかは。今日じゃないけどそのうちいつか』のマインドは破滅を引き起こす危険が高いことを理解できているのも生き残れているポイントだと思います。
短期間で私より凄い成果を出せる人は周囲に何人もいますが、同じだけの時間生き残れる人になるとその数はグッと減ります。
起業家はマグロみたいなもので、泳ぎ続けないと命潰える生き物です。逆に言えば、動き続けることさえできれば生き残れます。個人のWEB起業に限って言えば。
と、冷静に『自分はなぜ今これをやっているのか』の理由を認識しておくと、目先の成果に一喜一憂せず、成長の過程を踏んでいけると思う次第であります。
これも一言で表現すると、
淡々とやるべきをやる
ということになるのですが、私の感覚としては、『諦めるという選択肢はない』です。低空飛行に励んでいる時は特に、理想の未来に少しでも近づいていることを成果と捉えて、淡々と作業していくのが肝要ですね。
繰り返しますが、『お金はあるけど時間もある』を本当に叶えたかったら、個人でWEB起業するしかないです。他にあったとしても、それを今から探しにいく時間とエネルギーでブログでもガンガンやった方が早いんじゃないかな〜。というところです。
平たくいうと、
自分はマグロなんだ
と思えば、まだまだ生きていたいから動き続けられますよ(笑)。
いい影響を与えてくれる情報に影響を受けよう
いかがでしょうか。ざっと、いくつかの角度からマインドセットをお伝えしました。
この記事でやる気になってくれれば嬉しいですし、実際に行動を起こす人が1人でも増えれば、こんなに嬉しいことはありません。^^
人間は弱い生き物なので、周囲に流されやすいです。後ろ向きに生きている人に囲まれて毎日を過ごしていたら、やがて自分もそうなっていきます。でも、逆もあるわけです。なので、いかに自分を成長させてくれる、人生を前向きにさせてくれるものを目にし、耳にし、触れていくかが大事なんですね。
その情報は、自分で取得しに行かないといけません。自宅と会社を往復するだけの日々に、それは落ちていないからです。
私は体育会系な人生を歩んできたので、アニマル浜口さんの『気合だー!!』とか、アントニオ猪木さんの『元気ですかー!!』とかを見ると簡単に勇気がもらえてしまいますね(笑)。
私も、あなたにとってそんな存在になれるかどうかはわかりませんが、挫折せず励む上でのヒントにして頂ければ嬉しく思う所存です。
今日は、そんなところです。