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『お前なんかに独立起業なんか無理でしょ』と上司や同僚に言われたら…
今回は、
今勤めている会社を辞めて独立したい!脱サラして起業したい!そして…幸せになりたい!!
とお考えのサラリーマン諸氏に向けたお話です。
私は長く勤めた会社を辞めて、ネットビジネスでの独立起業という道を選びました。なので、サラリーマン生活と起業家生活の両方を知っています。現在は法人も1つやっています。会社経営者ということですね。
会社を辞めようと思うに至る理由は色々あると思います。給料が安い、将来性を感じない、仕事がつまらない、人間関係が辛い、などなど。
一方でネット起業で成功している人達を見ると、月収何百万とか毎日遊んでとか、どう見てもサラリーマンより快適に生きている印象を受けるので、自分もそうなりたいと思う方も多いことでしょう。
では、それを目指して本当に叶うかどうかについてはその人の努力次第、ということしか出来ません。ビジネスには、絶対がありませんから。
するとそれって難しいことなの?と言われれば、ネット起業だったら高確率で上手くいくと思います。普通に正しい方向の努力さえすれば。
しかし、
そのような行動を起こそうと思って、周囲の人間関係にそれを宣言したらどうなると思いますか?
きっと、
『そんなに世の中うまくいくわけがない』
とか
『サラリーマンでちゃんと務まらないお前が起業なんて出来るわけがない』
とか言われてしまうでしょう。遠回しに。
そして、
『そんな話があるんだったらとっくにみんな金持ちになってるよ!』
なんて正論(?)が聞こえてくるかもしれません。
だから、『今の会社は低賃金だし、つまりは自分はそんなスペックの人間なんだよね。職場でも特段活躍してない自分が起業で儲けるなんて無理なんじゃ…』という思考に導かれてしまう人も非常に多いのではと推察します。
では、
サラリーマンで活躍できないダメ会社員は起業しても失敗するのか?
という問いがあったとしたら、実際どうなのか。
私の考えを述べてみたいと思います。
勤め先と同じ業種で独立するならば今の実績は重要です
まず、独立起業するとして、何をやるかですね。もし、あなたが今勤務している会社と同じ業種で独立しようとしているならば、その業界での仕事がバリバリ出来る人間でないと、当然ですが会社を立ち上げてもすぐに倒れてしまうでしょう。
サラリーマンとして周囲の人間と良好な関係を保つ術と仕事を創る・獲る能力は別です。起業に必要なのは基本的には後者なので、それが現時点で充実しているのであれば同じ業種でも起業はあり得るでしょう。
一方で、業務命令には忠実に従えるし職場の人気者ではあるけど、自分でモノを考えて外から仕事を持ってくるような実績に乏しい人は厳しいんじゃないでしょうか。
すると、サラリーマン的に有能な人、その業種でビジネス的に無能な人は起業向きではないですね。
なので、『今の職場で務まらない奴が独立して成功するわけがない』というのは、この場合はその通りかもしれませんね。
しかし、これが一般的な企業を辞めて私がやっているようなネット起業を目指している人になると、話が変わってきます。
その道のプロでない者・起業経験のない者の意見は完全無視でOK
もし、あなたがネットビジネスで身を立てていこうとしている場合、周囲に『そんなの失敗するよ』と言われても、一切気にしてはいけません。
その言葉に信憑性が全くないからです。
まず、起業をしたことがないサラリーマンに起業を語ることは不可能です。知識も経験も何もないけれども否定しているわけですから、参考材料になり得ないのです。
あなたの進路を何故否定するのか。それは、あなたの行動を肯定したら、引き続きサラリーマン(賃金労働者)を続ける予定の自分の判断をある意味で否定しなければならなくなるからです。
そして、あなたに変わって欲しくない、今のままでいてほしいという心理があるのです。このような心理を持ってあなたの行動を否定する人のことをドリームキラーと呼びます。
また、自分を差し置いて幸せになろうとする人がいたら破滅してほしい、と願う属性の人も世の中にはいます。そのような人は、忠告、アドバイスという名のもとの『否定』をしてくるのです。
だから、その道のプロでない者・起業経験のない者の意見は完全無視でOKなのです。
惑わされてはいけません。
会社勤めと起業は求められる能力が違います
会社勤めがきちんと出来る一人前にならないと起業家として成功しない、という論理は少々無理があります。
それが本当だとすると、ある程度出世できたら独立起業の準備が整って成功していくはずだからです。
しかし実際はどうでしょうか。長く勤めれば勤めるほど、サラリーマン生活から抜け出すのが難しくなっていきます。むしろ若くてキャリアも経験もないうちに脱サラしてビジネスの世界に飛び込んだ人の方が多いです。
つまり、サラリーマンとして熟練することが起業家としてのステップにはなり得ないんです。
もちろん、仕事の技能や経験など、これまで培ったものをビジネスに活かすことは可能ですし、それはむしろ強力な武器になります。
しかし、サラリーマンとしてバリバリだったことイコール起業で成功する、とはならないでしょう。
雇われて業務命令に従い、会社のカネで事業を動かすことと、自分で仕事を作って自分の裁量でビジネスを成り立たせることは本質的に違う活動になるからです。
なので、サラリーマンでダメダメでも、起業家としてはバリバリになれる可能性は十分ありますし、逆もあります。
一方で、起業に臨むにあたってサラリーマン時代の感覚では絶対にダメ!っていう厳しい部分もありますので、そこは理解しておく必要があります。サラリーマンには給料保証がありますが、起業家の収入には保証がありません。
厳しいといえば厳しいですが、その厳しさは上司に怒られるとかノルマがどうとか、そういう厳しさとはまた違う意味合いなんですね〜。
まとめ
まとまった資金(数百万円とか)を使って飲食店をやる、とかだとかなり難しいし大変だと思いますが、ネット起業に限っては資金もかかりませんし、何度も言いますが普通にやれば高確率で稼げます。サラリーマンの平均年収くらいだったら。
また、きちんと学べばインターネットが消えない限りはずっと稼ぎ続けられる一生モノのスキルを身につけることも可能になります。私の感覚では、会社勤めよりも数十倍安定的だな、と肌で感じています。
そしてそれに必要な能力はサラリーマン的に秀でるようなことではないので、今のあなたがダメ会社員でも問題ないです。むしろ、そういう人が参入するべきです。
ただし、ビジネスの本質は理解していくことだけは大事です。
こちらの動画でも喋って解説していますのでご覧ください。
↓
周囲のサラリーマンに惑わされないこと、今ダメ会社員だったとしても萎縮しないこと、ビジネスを甘く見ないこと。
そんな感じです。