確定申告で思った『わかんねえから出来ねえ』の切なさ
先日、税務署まで確定申告に行った際の話です。
私は申告書をプリントアウトして持参し、仕上げは職員の方と、みたいなスタイルだったんですけど、ずらっと並んだPCにみんな座って、個別にサポートしてもらいながら作業するような風景です。
私の隣のおじさんは、『パソコンよくわかんねえから』ということで職員さんが付きっきりでやってました。尋常じゃなく時間かかってたと思います。紙とボールペンで帳簿付けて持ってきてて。
なんというか、PCやネットのない世界でも私は全然生き方を探せると思いますし、20年前はそれで生きていたわけですが、世の中がPCありき、ネットありきで動いている以上、これを利用しない手はないでしょう。ましてや、毎年やることですからね、確定申告。
売上の各項目を足し算しようと思った時、エクセルだったら3〜4回のクリックとenterを叩けば数字がバチっと出ますが、紙とボールペンの帳簿だったらソロバンか電卓で合計額を出さないといけないですよね?
『よくわかんねえから』でスルーしていい話ではないんです、これは。全員が紙とボールペンと電卓しかない環境だったらそれが一番ラクな方法になりますが、その上を行く方法を自分以外のみんながやっていたとしたら、それ、覚えた方が絶対いいですよね。申告の作業で苦労した分、税金が減るなんてこともないし(笑)。
よくわからないからと言って時間を浪費するのは、あまりよろしいシチュエーションではないですね。
ぶっちゃけ、インターネットに熟知していないと大損するかと言えば、目に見えない損失が膨らむのは間違いないですし、熟知していたら豊かな未来を享受出来るかと言ったら、これまた享受できるのは間違いないでしょう。
だったら、やらずにはいられない、と。私の場合、コンテンツ制作が楽しくで大好きだからというのもありますけどね。^^
いずれにせよ、『わかんねえから出来ねえ』で人生を消耗してたらダメですよ、どう考えても。