古い価値観を押し付けるのは善か悪か?貴方のご先祖様は喜んでいるか?


私は毎日、情報業界系のメルマガをあれこれと購読しているのですが、以前、とある方のメルマガにこんな文章がありました。

自分の事を一番に考えてそれを追求して生きることって

はたして悪い事なのでしょうか?

「周りに迷惑をかける!人を悲しませる!」

周りに迷惑をかけるから、自分の好きな事をしないで

我慢した人生を送るのであれば

あなたにとって周りの人は迷惑なのではないでしょうか

…それを読んで思い出したのが、倒産したワイキューブの安田佳生氏が書いた本の中の一節です。

確か、知り合いが家業を継いで、経営が苦しい、と。

そこで安田氏が思ったのは、

「自分の子孫が、家業が原因で苦しみながら働いていたとしたらご先祖様は喜ぶのか?」

ということだそうです。

今の時代に合わない商売を何百年も続けるくらいだったら廃業すればいいのに、という意見ですね。

上記は、まさしく現代を生きる人が思う感覚、正義なのだな、ということです。個人的には、非常に新鮮に感じます。

時代によって、どう考えるか、も違ってくるんだと思います。

何を以て他人の迷惑か、を考えた時に、実は自分の都合でやらない事を「迷惑」だからやらない、としてしまう人が、結構多いんじゃないかと思います。

そして、本当に迷惑な事は結構やってしまったりとか。

先祖代々続いた商売を自分の代で壊すなんてとんでもない悪事のように見えますが、意外とそうじゃない、という可能性もあるわけです。

ここは人によって価値観の合う合わないもありますので一概には言えませんが、立ち位置によっては正義も変わりますし、善悪の線引きも変わってしまうのではないかと。

インターネットの時代になってから、実にたくさんの人達の意見を見ることが出来るようになりました。

勿論正確性に欠く部分もあると思いますが、テレビや新聞、周囲の人間関係だけで情報を受け取っていると、気付けないことはこれまたたくさんあるはずです。

自分主体のビジネス(起業)で稼ぎたいと思うにあたって、自分のコアなモノは何か、を自分自身に問いかける作業は日々必要だな、と感じる次第です。

 

 

サラリーマンをやっていると、とにかく目の前にあることを一生懸命にやってしまいがちですので、どんな目的に対して一生懸命になるべきか?を考える時間も必要ですね。

その目的が『稼ぐこと』であればそこにフォーカスした行動を取るべきですし、無駄に頑張る生活から抜け出さない限りは収入を増やすことは出来ません。

私はそこに気付けたから、会社員時代に本業の給料日以外にも第二給料日、第三給料日…と収入源を増やすことが出来ました。頑張る方向を変えたら稼ぎも変わった、ということです。

イキイキと動いて、稼いで、ご先祖様も喜ぶような人生を送りたいですね。