詐欺商材レビューサイト運営の素晴らしい点(ネットビジネス業界健全化推進運動)

詐欺商材 情報商材 レビュー 検証 サイト 


この教材は、塾は…詐欺だ!!という情報を提供してくれるサイトの件

詐欺商材 情報商材 レビュー 検証 サイト 

 

インターネット上には、いわゆる情報商材検証、レビュー、評価するサイトというものが存在します。

これは、アフィリエイト等に関する何かの教材やネットビジネス塾のセールスレターを吟味し、悪い人がいたらそれを告発するというスタイルのWEBサイトです。

つまり、情報弱者を保護するべく、射幸心を煽り稼げもしないノウハウをばら撒く不届者共を駆逐すべく、日々正義を実行している人達がいる、ということですね。

ところが、この詐欺商材レビューサイトを糾弾する人達もいます。これは一体、どういうことなのか。

 

詐欺商材レビューサイト、検証サイトは…詐欺だ!!という告発をする人達の件

一見、弱きを守り悪きを挫く正義の集団のように思える情報商材レビューサイトですが、批判もあります。

何故かというと、彼らは(彼らが指すところの)詐欺商材を告発し注意を喚起するだけでなく、『本当に稼ぎたかったらこの教材が唯一オススメです』という情報発信もしているんですね。

あるいは、私のメルマガに登録してもらったら、あなたは騙されずにネットビジネスの世界を歩けますよ、みたいな。

要は、詐欺商材撲滅の先には、自分のところにお客さんが誘導されるという仕組みなんですね。

何故、真っ当な手法で集客しないのかというと、『人はいいものと悪いものをはっきり区別する人のことを信用してしまう』という心理を利用したいからです。

あれもこれもそれもダメです、でもこれはOKです!という人の、そのOKを出したものは本物に思えてくるということです。

この心理を利用して集客しているのが、情報商材検証サイトなんです。

その証拠に、検証、レビューしか載せていないサイトはまず存在しません。何らかのマネタイズを、そこでやっているというわけです。

それと、誰かのコンテンツの名称でSEOをかけて集客できるので、それも魅力(というかなんというか)ではありますね。

そして一番の問題は、詐欺かどうか実際はわからないのにその教材や塾、コンサルを問答無用に詐欺と認定している部分ですね。セールスレターを見て、ここがちょっと怪しい、だから詐欺だ、とか、この販売者はどこそこに住んでいる、成功者がそんな街に住んでいるわけがない、だから詐欺だ、とか。

あるいはこの人は誰それと仲がいいから詐欺師の仲間だ、だから詐欺だ、とか。

とにかく、否定しないことにはレビューサイトは始められないというわけです。

本当に悪いものは悪いと言ってもいいんですけど、めちゃくちゃな基準で批判されている販売者もいらっしゃいますので、これは迷惑だしよろしくない、というのは間違いなさそうです。

で、私の意見としては、こういった詐欺商材レビューサイトが存在するのは、何というか、必要悪的な側面もあるんじゃないかな、と思う次第であります。

 

情報商材レビューサイトが生む価値とは

 
世の中は厳しいものでして、全ての人、モノを信用することは出来ないですよね。だから、騙されないように、間違わないように生きていこうとするわけです。

こと副業、インターネットビジネスの世界に関しては、『1クリックで月収300万円!』とか『スマホを1日10分操作するだけで寝てても不労所得が!!』みたいな射幸心を煽るお手軽ノウハウを打ち出す人が存在しているので、実際はそんなことはないだろう、という疑いの目を持った方がいいに違いないです。

で、あの塾は怪しいとか、この商材は危険だとか、そういう情報を目にすることで、何でも鵜呑みにしてはいけないという感覚が、これからこのビジネスに参入する人の間で認識として生まれれば、それは悪いことではないですよね。

一方、あんまりエグいことやってたら詐欺商材告発サイトの餌食になるな、ということで、アグレッシブなマインドのインフォプレナー達に対する抑止力にはなると思います。疑う人がいない場所では、悪い人は好き放題やってしまいますから。

そして、このような『他人を堕として自分を上げようとする人間』のところに集まる人間もロクなもんじゃないな、という評判も次第に生まれていくでしょうから、結局は健全にやりましょうという気持ちになれるきっかけになると思うんですよ。

詐欺商材レビューサイト運営者が抱えている心の闇も、外から覗く分にはマーケティングの研究材料になるのではないでしょうか。

まあ、18歳の時の自分が今の自分を見て、詐欺商材レビューサイトで集客しているなんて知ったらどう思うかってことです。

それ以前に、インターネットって何?って思われそうですね、18歳の時の自分には…。