40代以上のネットビジネス初心者は欽ちゃんの大学入学理由に学ぶべし?


萩本欽一が駒沢大学に合格&入学!何故受験?その理由は…

ネットビジネス マインド論

タレントの「欽ちゃん」こと萩本欽一さんが駒沢大学の入学式に出席して、賑やかな話題を振りまいていますね。

欽ちゃんは現在73歳。普通に考えたら、一般社会ではもう隠居して、慎ましく老後をのんびり…というのがイメージするところですが、そこは欽ちゃん、アグレッシヴですね。

駒沢大学は欽ちゃん率いる茨城ゴールデンゴールズの球団発足時に応援してくれたという縁があり、親しみがあったので志望校として選んだ、とのこと。

で、萩本欽一さんが何故大学受験をしようと思ったのか、そしてそのために受験勉強をしようと思ったのか。その理由は、

「ボケ防止」

なんだそうです。

そして、その認知症対策として勉強をしよう、と。それだけでなく、成果が見えやすいように大学の入学試験を受けてみよう、もし合格したら実際に通ってみようと思った、とのことです。

この、欽ちゃんが設定した「目的」「手段」についてですが、インターネットビジネスにこれから参入したい、あるいは既にアフィリエイト等に取り組んでいるけどなかなか成果が出ない…という人にとって学びと気付きのヒントになると思うんですよ。

どういうことか、解説しましょう。

 

「手段の目的化」が一番よくない

欽ちゃんは、まず「ボケ防止」という目的を持っています。そして、それを達成する手段として、「勉強」がありますよね。勉強することで脳を活性化させる、と。

さらには、その勉強の質を高める手段として、「成果の見える方法」を見つけようとしました。その「成果の見える方法」を実践する目的に対しての手段が、大学受験(当落がある)なのです。

それでもって、晴れて入学した欽ちゃんは「休まず通う!野球部にも入れて欲しい!!」と、大した鼻息だそうですww

だから、入学後もボケ防止、認知症対策は万全というわけですね!

もっと言えば、恐らく欽ちゃんはこのように齢73にしてもなお挑戦するという楽しさを得たかったんじゃないでしょうか。そして、こんな風に賑やかなニュースを世間に振りまくことも。

つまり、「人生をまだまだ楽しむ」という最大目的に対しての手段が「ボケ防止」であるとも言えます。

うーん、こんなジジイになりたい!憧れます。^^

手段である勉強を実践して、大学生になるという目的を果たした欽ちゃん。

…翻って、インターネットビジネスに取り組む、特に40代以降のサラリーマンの多くは、何か副業で稼ぐための作業は実践しているけれどなかなか結果が出ない、稼げない…という状況があります。統計によると、その割合は何と95%(!)。

これは、「稼ぐ」という目的に対しての手段である、「WEBコンテンツを作る」ということが実践できていないことに他なりません。

「稼ぐ」と言っても漠然としていますから、月10万円の副業収入と定義してみましょう。30日間で10万稼ぐには、1日あたり3,000円以上は数字を出さなければなりません。もちろん、10万のアフィリ報酬の商品を一発売れば達成できますが、初心者は小口でコツコツ、からが現実的ですよね。具体的に言えばYouTube動画やブログを使ったアドセンスのビジネスとかですね。あるいは楽天アフィリエイトとか、スマホアプリ無料DLのASPとか。

その10万円分を稼ぐのに、一定の作業量はどうしても必要です。発信したものを受け取る人達に価値提供をするわけですから、価値提供しまくった対価が10万円なんです。しかし、副業レベル、1日2〜3時間レベルの作業で充分稼げる額ではあるんですよ、10万って。

だから、それを稼げない理由の多くは作業量が足りないというものです。欽ちゃんの例で言えば、勉強量になりますよね。

でも、合格するため、あるいは10万円稼ぐための作業量は絶対に必要なのに、それを遥かに下回る作業量で毎日を過ごしている、としたら、目的を果たす手段を実践しているとは言えませんよね?

なのにダラダラと毎日やってしまっている人が多いのは何故か。

それは、動画やブログを短時間でちょこっと作ることで1日を終わらせる…この行動が習慣化しており、この作業そのものが「目的」になってしまっているからです。

これを、「手段の目的化」と呼びます。

全く実践をしない人は論外としても、ちょっとした努力だけで結果を求めてしまったり、作業したことで安心してしまって、自分は前に進んでいると思い込んでしまうのは、非常によろしくない方向に行ってしまっていますね。

今やっていることが、いくら稼ぐ、という目的のためにあるという現実を直視できないマインドの人が多いということなんです。非常にもったいないです。

そして、稼げない人がそうなってしまう際に、ノウハウが自分にとって難しいとか、仕事が忙しくて時間がないとか、金銭的に厳しいからビジネスのための投資が出来ないとかの理由が生じます。しかしそれは、「頑張りたくない」という目的に対する手段としての「〜だから出来ない」という言葉を用意しているのに過ぎないんですよ。

最後に、それらの頑張れない「理由」についても1つだけ述べておきます。
 

稼げるようになる人は「出来ない」という言い訳をしない

私がそうだったんですが、10代〜20代って、まだまだ自分には雄大な未来が控えていて、もう、なんだってなれるような(笑)、つまりは全能感が残ってる人っているんですよね。だから夢もあるし、頑張れるし、見るもの触れるものもまだまだ新鮮なんですよ。それが、ネットビジネスに取り組んだ時に彼等が突き抜けやすい原因なんじゃないかな、って思います。今、20歳くらいだったらいいのにって思いますww

一方、大人になると自分の「身の程」が解ってきて、自分に出来ること、出来ないことを見極めて進路や生き方を決めていくわけです。

思うに、大人になった後でダメな自分、ダサい自分を一度認めるところから、自分の成長がまた始まるのではないかと。そこから本当の夢が始まるのではないか、と。

ところが、この「身の程を知る」があまりよろしくない方向に行ってしまっている人も存在します。

大人…具体的には40歳も超えると、仕事も忙しいし家庭があって経済的にも大変だし、それでいて自分というものが固まってきているので人に教わるよりは、「下の人に教える」というシチュエーションが増えてくると思います。その状況においては、他人から学ぶとか教わるとか、知識に投資するとか。そういうことが肌に合わないという人が出てきます。

本当は、その「肌に合わない」感触が稼げる自分になるためのセンサーなんですけどね。でも、自分を固めてしまっている人は、それを見つめるのは嫌だ、今の自分で成功したい、俺は結構イケてるはずだから(と思いたい)、となる傾向がありまして。…結果、「〜だから出来ない」という理由が生まれてしまうのです。

今一度考えたいのは、欽ちゃんのように、楽しい未来のためにはこれがこれだけ必要だからやる、という、「〜すれば出来る」というマインドに切り替えることですね。だって、「〜だから出来ない」は全てのことに適用できちゃいますから。

「本気出せば出来るけど、ちょっとこれはやりたくないという俺の心の中のリトル俺が拒否しているからどうしても出来ない」

って具合に(笑)。

いいですか、

本業の合間に、
これぐらいの時間を捻出して、
この作業をこのぐらいやったら、
副業で無理なく毎月10万円稼げた。

という事例が豊富にあるノウハウがあるのであれば、10万円稼ぐという目的に対してそれを実践するのがこの世の中では一番可能性のある手段になりますよね。

とある人が言っていたんですが、東大に落ちた95%はめちゃくちゃ勉強しても落ちてしまった優秀な人ばかりだ、しかしネットビジネスで稼げない95%の人はほとんど作業していなくて稼げなかった人ばかりだ、という話があります。ほんと、その通りです。

目的を決めて、手段を定めて、それをただひたすら実践する。これをやるだけで上位5%に行けるのが、ネットビジネスの世界です。まだ稼げていないという人は、一度、自分の目的とそれを達成するための手段は何なのかについて一考することをおすすめします。

私も、欽ちゃんを発奮材料に初心にかえって励んで行きますよ。

 

ちなみに、欽ちゃんは若い頃、家が貧しかったので大学に行きたいという夢を諦めたそうなんです。だけどいつか自分で働いて稼いで大学に入るから気にしないで、とお母様に話していたそうです。

遂に、その夢が叶ったんですね。