鉄腕ダッシュ『0円食堂』反響を見て思う・批判することのデメリット

鉄腕ダッシュの0円食堂


Dr.YT的に『0円食堂は演出結構・ヤラセ結構』な理由

鉄腕ダッシュの0円食堂

随分前の話ですが、日テレの「ザ!鉄腕!DASH!!」内のコーナー、「0円食堂」を興味深く観ていました。

お金のかからない食材で美味しい料理を作ろう、という企画ですね。

本来なら捨ててしまう食材を捨てずに料理に使って、という素敵なコンセプト。そうした食材を探し求める旅を、キッチンカーに乗って実施する、と。

お肉の加工時に機械にこびり付いたお肉、とか、形の悪いブドウとか。

虫に喰われたジャガイモ、魚のアラや骨なども。

そういう余り物を、もったいない、という思いから有効利用しよう、というのは素晴らしいです。

久しぶりに、教育上も好ましいバラエティ番組を観た思いでしたね。

が、しかし。

ここで、この0円食堂にツッコミを入れる人達がたくさんいるんですよね。

あんなに都合よく食材貰えないでしょ?

スタッフが事前に話を付けて、仕込んでるんでしょ?

ガチじゃないでしょ。

ヤラセでしょ!?

…とまあ、こんな具合です。

あのですね、そういうことを言う人は、ちょっと心が寂しい気がします。

今の時代ですから、やらせだなんだと賛否があるのはわかります。それは、そうかもしれません。

しかし、この話に関しては、

捨てるはずのものが食材としてこんなに美味しく食べられる。

という学びがあります。

そして、消費生活の中で、こうして食べられるのに捨てられる野菜や肉、魚があることを知ることができます。

漁師、農家、流通に従事する人、そして料理をしてくれる人。

そうした人達がいて、私達のご飯があるのです。そうしたことに思いを至らせることのできる映像だと思いました。

また、命を戴く。そして自分が生かされている。ということにも気付けるのではないでしょうか。

それから、野菜を作る人、魚を穫る人、そういった人達が働く現場を見ることが出来るのですから、社会見学の要素もありますよね。

上記の要素だけで、もう充分なんじゃないですか?

だから、

ガチかヤラセかをジャッジして批判したり、重箱の隅をつつくような行動は、自分の人生を豊かにしないと思いますよ。

教材や塾、セミナーを購入して、「セールスレターに騙された!!」って言ってるのと根は同じです。

目の前にある出来事、ここから学びや気付きが得られるか。それが大事なんじゃないの? と思うのです。

もちろん、悪質な、真実を曲げるヤラセは私も反対ですが、件の「0円食堂」は、食べ物を祖末にしない、という啓蒙が本質なのでしょうから、その意味では、誤解を恐れずに言えば個人的には、演出結構、ヤラセ結構、です。

あの映像をインチキ扱いして批判するのは、ケツの穴が小さいと思うんです。

この考え方は、ドライなようで寛容でもあります。

でも、そのぐらいタフに考えていかないと、ネットビジネスの世界では稼げないんではないかと。

例えば、

藤岡弘、探検隊って、誰がどうみてもアレじゃないですか。

でも、そこに目くじら立てる人っていませんよね?あれは冒険エンタテインメントですから、本質は別のところにあるんです。

自然の脅威を知り、諦めない強さを持ち、飽くなき探究心を持って挑戦しろ!!みたいな。

あとは徳川埋蔵金とかも、夢があっていいじゃないですかww

プロレスラーがロープに飛ばされたら、跳ね返ってきますよね?ムーンサルトプレスが来たら、よけずに受け止めますよね(基本的には)?

なんで、0円食堂を批判するのか、わからないですね。

成長、感動の機会を逃しているとしか思えませんね。

ちなみに、ヤラセかガチか?を、取材された側が証言してます:
httpss://www.marumitsu-suisan.jp/blog1/2013/08/post-394.html