広瀬すず炎上騒動に学ぶ・職業の貴賎とあなたが副業に取り組む意義


広瀬すずがスタッフ軽視の発言で猛批判!!

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今をときめく人気女優、広瀬すずさんが大変なことになったみたいですね。

なんでも、テレビ番組に出演した際に、とんねるずの石橋貴明さんからこんなことを聞かれた、と。

「テレビ局で働いている照明さんなんか見るとどう思うの?」

すると広瀬すずさんは…

「どうして生まれてから大人になった時に照明さんになろうと思ったんだろう?」

と回答。音声さんについても、

「大人になって年齢を重ねると共に、本当に…声を録るだけでいいの?」

と、その職業に就いていることに疑問な様子。

このやりとりに怒った世間が、「裏方がいるからお前が仕事出来るんだろう!」と、Twitter他で大暴れ!!

最終的に、広瀬さんはこんな謝罪文をTwitterに投稿しました。

先日放送された、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の中で、私の軽率な発言がありました。
いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい申し訳ありませんでした。
本当にごめんなさい。

17歳の少女が素朴に思ったことを口に出して、大人が怒った、という格好でしょうか。広瀬すずさんは少なくとも、自分に光を当て、声を拾ってくれる裏方さんへの敬意は欠如していたのでしょう。それがあれば、そのような発言はなかなか出来るものではありません。

自分にとって彼等の重要度はまだ理解出来ていないように思えますから、そこを攻撃されたんでしょうね。

彼女にしてみれば、華やかな職業に就いている自分と周囲のおじさん達とのギャップを素直に感じた、ということだとは思います。でもそれ言ったらだめよ、ということも世の中にはあるんですよねえ。

以前、梅宮辰夫さんが言っていましたけど、「昔の照明スタッフは恐かった」というんですね。役者がスタッフに対してちゃんと礼節を持って仕事をしていないと、わざと上から機材を落としてきたり、上手く光があたらないように意地悪したりとか。あったそうです。

だから梅宮辰夫さんはスタッフと一緒に宴会をして裸踊りで笑わせて彼等を持ち上げて…なんていう身体を張ったヨイショで現場の仕事を円滑に進めようとしていたそうです。

光を当ててくれる裏方がいるから役者は演技が出来る、という根本の分担、立場が明確だった時代なんでしょうね。

こういうことが理解出来てくると、芸能人をやっていても周囲のスタッフやテレビ局ですれ違う掃除のおばちゃんにも彼等を労った気持ちで挨拶やコミュニケーションが出来るようになると思うのです。

いや、綺麗事を言うつもりはないんですけど、本当にそう思うんですよ。お世話になっている、という感覚がなくなったら人間おしまいですね。

なんというか、いろいろと考えてしまうことがありますね。

 

「何でこの人はこんな仕事やってんの?」

以前、北方謙三先生による伝説の人生相談コーナー、「試みの地平線」で、僕は大学生なんですけど親父は肉体労働をして僕は養ってくれてます、元気な僕が毎日遊んでいて親父が苦労して働いて申し訳ないんですけどまずいですかね?みたいな相談があったんですね。

すると北方御大は、「そんなの親父さんの勝手だろ」と突き放したんですよ。その職業を選んだのは親父さんの勝手だろう、お前が気にすることじゃねえだろ、今は借りておけ、親父さんが老いぼれたらお前がしっかりやればいいだけだろ、と。

だから、広瀬すずさんも「何でこの人は…」なんて思うべきではないということですね。職業選択の自由があっていろんな状況の中からその仕事に就いているという背景がありますから。

生きていくためだったらどんな仕事でもいい、というマインドの人もいるでしょうし。仕事に面白さ、やりがいは必要ない。稼げればいい。という価値観もあるはずです。

私はというと、深夜のコンビニでレジ打ちをしている中年男性の方を見ていると正直、効率のよい稼ぎ方ではないな、と思いますし、例えその人がオーナーさんだったとしても、バイト雇う余裕がなくてキツキツなのかな?なんて思ってしまうのは事実ですが…それにしてみても、その人達の勝手なんですよね。

そして彼等のお陰で深夜でも飲食物が手に入る、という有り難い事実があるわけです。

 

世の中に必要な職業とやりがいのある職業は別物

まず、女優とかモデルとかって、娯楽や感動を提供する職業じゃないですか。それに対してお金を払う価値があるからビジネスとして成り立っています。

これは、いわば感情的価値と言えます。なくても別にいいんですけど、あったら人生が豊かになるかもしれない。という存在。でも、ご飯とか水とか清潔な住環境の方が、お金をかける優先順位は確実に上ですよね。

一方で、大工さんとか床屋さんとかスーパーのレジ打ちのおばちゃんとかは、機能的価値と言えます。この人達には、お世話にならないといけません。

どれも立派な職業であるはずなんですけど、それらの世の中における重要度や仕事の充実度、「将来なりたい」度、そして収入は比例していないのが実情です。

その仕事が大好きでも嫌々でも、それを誰かがやらないと世の中が回らない、まとまらないということがありまして、それは誰かがやってくれないと困るわけです。

また、どんなにやりがいがあって面白い職業に就いていても、世間に価値提供できていなければ存在価値が薄い人であるということも有り得ます。

さらには、結構汗水垂らして頑張ってるのにお給料が全然出ない業界、もあります。

 

ネットビジネスの副業は世間にどんな価値を提供できるのか?

ところで今回の広瀬すずさんの騒動ってネットビジネスでこれから結果を出したい人にとって、気付きが得られる部分もあると思うんですよね。

私達が取り組んでいるインターネットビジネスは、前述の感情的価値と機能的価値の両方を提供しているという現状があると思います。

例えば、「人生を豊かに飛躍させる7つのマインド」(※思いつきで書いたのでタイトルはアレですw)みたいな教材PDFをネット上で販売して報酬を得た場合、これは感情的価値を提供したことになりますよね。

一方、掃除機が欲しい人にWEBページで掃除機のおすすめラインナップを見せてあげて、結果購入してくれたとしたら、そしてその紹介の対価としてアフィリエイト報酬が発生したとしたら、これは機能的価値の対価としてお金を得たことになります。

また、ワードプレスの使い方が解らない人に懇切丁寧にチャットで指導してあげた場合、これも機能的価値を提供したことになります。

このように、ネットビジネスと一口に言ってもやり方はいろいろありますし、華やかな見せ方のものもあれば地味で退屈な作業がメインのものも、あります。先入観で色々と言われてしまう情報業界ではありますが、やっていることの見え方と世間への貢献度、やりがいの多さ、などは多種多様です。

私は色々な職業があって社会が成り立っていると考えていますから、サラリーマンも絶対に必要だし、コンビニのレジ打ちやファミレスの皿洗いだって絶対に必要だと思っています。馬鹿にしたり否定するなんて、とんでもない。有り得ないです(大変だとは思いますが…)。

そこにやりがいや充実感があればそのまま頑張ればよいでしょうし、嫌々でも留まるべき事情があれば、やはり頑張っていいでしょう。

ただ、その仕事が嫌で嫌で仕方が無くてもうダメだ、あるいはお金がなくて今の仕事ではヤバいというのであれば、現状を変えるためのアクションを起こさなければなりませんよね。

一生懸命働くこととお金をたくさん稼げることも、別の話です。

どんなに身体を酷使して会社員をやっても、価値提供できれなければ「ただの疲れた人」です。俳優でいうと、どんなに熱演しても技術が未熟で視聴者を感動させられなかったら価値提供出来ていませんよね?

大事なのは、自分のアクションに対して受け取る人がいるということです。価値提供するというゴールに向かって汗をかいたり地道な作業をするのです。それさえ理解できていれば、どんな職業も根本は同じなんじゃないでしょうか。

このように考えると、まず世の中に価値提供できているか、稼げるのか、面白いか、という3つから成り立っているような気がするんですよね、職業選択のポイントって。

ネットビジネスはその3つを満たしてくれる数少ない職業だとは思います。でも、稼げて楽しかったら言う事はないけれども、世の中に価値提供できるけど全然稼げなくて超絶つまらない仕事もこの世にはありますし、それが絶対に必要だということもあると思うんです。

ブログをコツコツ書くだけでいいのか?と言われたら、いい、と即答していいはずですし、声を録るだけでいいのか?と言われたらいい、と即答していいんです。世間から求められていますから。

だから、自分のためにそれをやってくれる人に対しては、その人がどんな背景があってその仕事に就いているかはその人の勝手として、感謝の気持ちが大事だと思うんですよね。

どんなにイイ職業に就いていても、心が良くなかったら卑しいものになってしまうはずですから。

副業はお金を稼ぐことが唯一の目的のはずですが、その稼げる要素は価値提供にあります。だから、誰に何と言われようと、それが出来ていればOKです。

「なんでネットビジネスなんかやってんの?」と17歳の小娘(笑)に訊かれた際は、北方先生ばりに「うるせえ、俺の勝手だ!」「まだ生え揃ったばかりのガキが生意気言ってんじゃねえ!」とキメてやりましょう。

 

なんじゃそりゃ!

 

まとめます

◯職業選択のポイントは価値提供できているか・稼げるか・面白いか

◯どんな職業に就こうがその人の勝手

◯お金は感情的価値と機能的価値から生まれる

◯地味でつまらなくて稼げないけど世の中に必要な仕事もある

◯お世話になっている人に感謝の気持ちを

 

今日は、こんなところです。